伊那市議会 > 2017-02-27 >
02月27日-01号

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  1. 伊那市議会 2017-02-27
    02月27日-01号


    取得元: 伊那市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-08
    平成29年  3月 定例会              平成29年3月            伊那市議会定例会会議録               (5-1)1.開会  平成29年2月27日(月曜日)午前9時30分---------------------------------------2.出席議員の氏名(21名)          1番     白鳥敏明          2番     野口輝雄          3番     丸山敞一郎          4番     八木択真          5番     唐澤千明          6番     唐澤 稔          7番     橋爪重利          8番     宮島良夫          9番     竹中則子         10番     中山彰博         11番     平岩國幸         12番     飯島 進         13番     若林敏明         14番     飯島光豊         15番     黒河内 浩         16番     柴 満喜夫         17番     前澤啓子         18番     前田久子         19番     柳川広美         20番     飯島尚幸         21番     伊藤泰雄---------------------------------------  欠席議員の氏名                 なし---------------------------------------3.説明のため出席した者の職氏名       市長          白鳥 孝       副市長         林 俊宏       教育長         北原秀樹       教育委員長       松田泰俊       総務部長        原 武志       市民生活部長      伊藤博徳       保健福祉部長      城取 誠       農林部長        富山裕一       農林部参事       川中正光       商工観光部長      田中 章       建設部長        山崎大行       建設部参事       堀 豊裕       水道部長        廣瀬宗保       教育次長        大住光宏       会計管理者       三井栄二       高遠町総合支所長    小松由和       長谷総合支所長     田中博文       総務部参事       伊藤明生---------------------------------------4.職務のため出席した事務局職員       事務局長        井上 学       次長          久保田 玲       庶務係長        松澤美保       主査          大木島和道       主査          久保田政志---------------------------------------5.議事日程   日程第1 会議録署名議員の指名について   日程第2 会期の決定について   日程第3 議案第1号 市道路線の認定について        議案第2号 市道路線の認定について   日程第4 議案第3号 伊那市組織条例等の一部を改正する条例        議案第4号 伊那市個人情報保護条例等の一部を改正する条例        議案第5号 伊那市職員の勤務時間及び休暇等に関する条例及び伊那市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例        議案第6号 伊那市特別会計条例の一部を改正する条例        議案第7号 伊那市積立基金条例の一部を改正する条例   日程第5 議案第8号 伊那市税条例等の一部を改正する条例   日程第6 議案第9号 伊那市子育て支援センター条例の一部を改正する条例        議案第10号 伊那市老人福祉センター等条例の一部を改正する条例   日程第7 議案第11号 伊那市営住宅条例の一部を改正する条例   日程第8 議案第12号 伊那市学校給食共同調理場条例の一部を改正する条例   日程第9 議案第13号 人権擁護委員候補者の推薦について   日程第10 議案第14号 平成28年度伊那市一般会計第6回補正予算について         議案第15号 平成28年度伊那市国民健康保険特別会計第2回補正予算について         議案第16号 平成28年度伊那市国民健康保険直営診療所特別会計第2回補正予算について         議案第17号 平成28年度伊那市後期高齢者医療特別会計第1回補正予算について         議案第18号 平成28年度伊那市介護保険特別会計第3回補正予算について         議案第19号 平成28年度伊那市簡易水道事業特別会計第2回補正予算について         議案第20号 平成28年度伊那市水道事業会計第3回補正予算について         議案第21号 平成28年度伊那市下水道事業会計第2回補正予算について         議案第22号 平成28年度伊那市自動車運送事業会計第1回補正予算について   日程第11 議案第23号 平成29年度伊那市一般会計予算について         議案第24号 平成29年度伊那市国民健康保険特別会計予算について         議案第25号 平成29年度伊那市国民健康保険直営診療所特別会計予算について         議案第26号 平成29年度伊那市後期高齢者医療特別会計予算について         議案第27号 平成29年度伊那市介護保険特別会計予算について         議案第28号 平成29年度伊那市営駐車場事業特別会計予算について         議案第29号 平成29年度伊那市公有財産管理活用事業特別会計予算について         議案第30号 平成29年度伊那市水道事業会計予算について         議案第31号 平成29年度伊那市下水道事業会計予算について         議案第32号 平成29年度伊那市自動車運送事業会計予算について   日程第12 請願・陳情について--------------------------------------- △開会 午前9時30分 ○議長(黒河内浩君) おはようございます。3月議会定例会の開会になるわけですけれども、ここに至るまでに同時に何人もの議員がインフルエンザにかかるという事態に陥りまして、日程の進行上非常に迷惑かけた結果になりましたことを、まずおわび申し上げたいと思います。危機管理という観点からも、こういう影響がないようにだけは、今後は検討していかなければならないものと思っています。 きょう皆さんの机の上に、昨年実施しました市民との意見交換会についての冊子が、印刷ができ上がってまいりましたので、それぞれの手元に置いてありますので今後の参考にしていただければと思います。 また同時に、議会事務局入った左側の棚のところに、議会として参考になる新刊等の本を置いてあります。それぞれ手元にとって、議会活動の活用に資していただければと思いますので、ぜひまたごらんになってください。 それでは、ただいまから平成29年3月伊那市議会定例会を開会いたします。 これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お配りしてあります議事日程表によって議事を進めてまいります。---------------------------------------会議録署名議員の指名について --------------------------------------- ○議長(黒河内浩君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 本日の会議録署名議員は、17番、前澤啓子議員、18番、前田久子議員を指名いたします。--------------------------------------- △会期の決定について --------------------------------------- ○議長(黒河内浩君) 日程第2、会期の決定の件を議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会の会期は、本日から3月21日までの23日間としたいと思います。これに御異議ございませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(黒河内浩君) 御異議なしと認めます。よって、会期は23日間と決定いたしました。 次に会期中の日程でございますが、お手元にお配りしてあります日程表によって進めてまいりたいと思います。これに御異議ございませんか。     (「異議なし」と言う者あり) ○議長(黒河内浩君) 御異議なしと認めます。よって、日程表のとおり進めてまいります。 ここで市長から御挨拶をお願いいたします。 白鳥市長。     (市長 白鳥 孝君登壇) ◎市長(白鳥孝君) 平成29年3月市議会定例会をお願いいたしましたところ、議員各位におかれましては御出席を賜りまして、まことにありがとうございます。 開会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 この冬は例年に比べ雪が少なかったものの、寒さは厳しく、立春を過ぎても真冬に戻ったような日もありましたが、日増しに濃くなる日差しに春の訪れを感じる時節となりました。 初めに、これまでの事業につきまして報告をさせていただきます。 まず、2月10日でありますが、西箕輪地区において国保直営診療所にかわる新たな診療所を整備していただくために、JA長野厚生連と基本合意書の調印式を行いました。JA長野厚生連からは、「今後は、地域包括ケアも含め、地域のニーズに合った医療を提供する。」と表明をしていただいておりまして、平成29年度中の開業に向けて、市としましても用地の確保や建設費の補助など、できる限り協力をしてまいりたいと考えております。 また、1月8日に発生しました国道361号高遠町西高遠地籍における崩落現場につきましては、周辺地区の皆様に大変な御不便をおかけしております。伊那建設事務所による応急復旧工事が実施をされ、2月11日のだるま市には、伊那市側から高遠側への一方通行のみでございましたが、片側交通が確保されるとともに、先日21日からは片側交互通行による交通も確保していただきました。これにより、3月19日に開催予定の「春の高校伊那駅伝」における代替路線が確保されるとともに、特別な状況の変化がなければ、4月から全面開通となるとお聞きをしております。長野県の迅速な対応に、心から感謝をする次第であります。 さて、最近の経済動向でございますが、財務省の分析によると、生産は持ち直し、個人消費は緩やかに回復しつつあるとともに、雇用情勢も引き続き改善をしており、全体的には緩やかな回復状況になるということとなっております。 また、長野県の経済情勢も「一部に弱さが見られるものの、持ち直している」とされており、上伊那地区の12月の有効求人倍率も1.87倍と、1年前の1.35倍と比較すると、大幅に上向いております。長野県の平均有効求人倍率である1.56倍を上回っていることから、地域経済には明るい兆候も感じるところでございます。 しかしながら、ことし誕生したアメリカのトランプ政権の対外経済政策の影響、これはいまだ不透明でありまして、国、日本経済に与える影響は、注視されるべきものと考えております。 ここで伊那市の財政状況について申し上げます。 市長就任以来、私が市政の最重要課題に挙げております財政の健全化でございますが、市町村の財政状況を端的にあらわすとされる実質公債費比率につきましては、合併初年の平成18年度に20.8%であったものが、平成27年度は11.1%に、また平成28年度末には9.9%になることを見込んでおります。 また、将来負担比率につきましては、数値の算出を始めた平成19年度に197.3%であったものが、平成27年度は29.7%に、平成28年度末には4.3%になることが見込まれている状況となっており、大きく改善されていることを示しております。これは、合併による行政の効率化と財政基盤の強化、そして何よりも議会を初め市民の皆様の御理解・御協力があった結果と考えております。 しかし、合併後10年間が過ぎ、今後、普通交付税の合併による優遇措置が段階的になくなることや、平成32年度には、合併特例事業債の発行期限も迎えておりますので、今後も伊那市の身の丈にあった財政規模で考えていかなくてはなりません。そのためにも、引き続いてなお一層の行政改革、事務事業の見直しなどが必要不可欠であると考えております。 例えば、人件費の削減につきましては、定員適正化計画により、合併時と比較して2割を超える正規職員数の削減を達成しております。また、未収金の解消につきましても、合併当時16億8,000万円あった未収金が、本年度末には5億円を切ることを目指しており、今後もこの取り組みを継続してまいります。 また、税財源が都市に偏在することを解消するために設けられましたふるさと納税制度については、平成27年度に引き続いて平成28年も非常に多くの納付をいただいており、全国の皆様に伊那市を知っていただくと同時に、伊那市の貴重な財源の確保につながっております。この、ふるさと納税をどのように市政へ生かすのかにつきましては、平成29年度の予算編成におきまして熟慮した課題の一つでございます。寄附をしていただいた皆様の意向を念頭に置きながら、子育て、教育、医療・福祉、低炭素社会の実現などの分野に有効活用させていただきたいと思います。 それでは、平成29年度当初予算について申し上げます。 平成29年度当初予算は、私の市政の基本理念である「伊那に生きる ここに暮らし続ける」のさらなる推進と、平成28年3月31日に制定いたしました伊那市民憲章にもあるとおり、「生きがい」「働きがい」があり、「暮らしやすく平和で希望に満ちた伊那市を創造する」ことをテーマにした編成をいたしました。 また、次世代の大きな課題であります低炭素社会の実現に向けて、多くの施策に重点的な予算措置を行っております。「伊那市50年の森林ビジョン」や「伊那市二酸化炭素抑制計画」に沿って、循環型の森林づくりや再生可能エネルギーの利用促進を行うことによって、美しい日本の環境を守り育む伊那市の存在をよりアピールするとともに、低炭素社会の先にある持続可能な脱炭素社会の実現に向けた取り組みの第一歩にしたいと考えております。 その他、各分野で伊那市の諸課題に対応し得る予算を多く取り入れさせていただきました。これらを合わせて市民憲章にございます「このまちの平和を願い、人々の夢を託して、輝く未来へ」に合致した予算になったものと考えております。 29年度の予算規模は、一般会計が335億400万円、前年度の当初予算との比較では9億6,900万円、3.0%の増加であります。この額は、当初予算規模としましては合併以来の最高額であり、ふるさと納税を活用したソフト事業や、高遠保育園、防災コミュニティセンターの建設などハード事業の伸び、また、新たな特別会計の設置などが要因として挙げられます。 なお、特別会計のうち、平成29年度から簡易水道事業特別会計を企業会計とし、水道事業会計に合算をしております。特別会計・企業会計を合わせますと、予算規模総額は584億6,540万円となり、前年度との比較では15億2,290万円、2.7%の増加となりました。 一般会計の歳入のうち、主なものについて御説明を申し上げます。 まず、市税は全体では前年度比1.5%の増加となりました。市税の内訳では、個人市民税は給与・賃金等の上昇により若干の増加を、固定資産税は地価の下落傾向は続いておりますが、家屋、償却資産の伸びを見込み、2.3%の増加としております。配当割交付金の地方消費税交付金など、国からの交付金につきましては、28年度の決算見込みから相当程度の減少を見込んでおりまして、また、地方交付税では合併による優遇措置の縮減があるものの、地方交付税の算定方法の見直しなどもありまして、全体としては昨年度当初予算との比較で0.2%、微減の見込みを立てております。 国庫支出金では、臨時福祉給付金の減少、学校整備関係の交付金の減少などにより5.6%の減少、寄附金はふるさと納税が主なものでございますが、平成28年度同様の納付があるかどうか不透明であるところから、予算額については平成28年度と同額の6億円を見込んでおります。 次に、繰入金では、これまでふるさと納税を積み立ててありますふるさと応援基金からの繰り入れのほか、新たに公有財産管理活用事業特別会計を設置をするため、まちづくり基金からの繰り入れなどで、対前年度比11億4,500万円、145.5%の増加となっております。 次に、一般会計の歳出における主要な事業の内容につきまして、分野ごとに触れさせていただきます。 まず、「日本一子育てのしやすいまち」を目指す子育て支援関係では、従来からの保育料軽減策に加えて、平成29年度からは、市単独で第3子以降の保育料の無料化を行います。また、新たに西箕輪子育て支援センターを加えて、市内5カ所で運営となります子育て支援センターの使用料も、平成29年度から無料にいたします。さらに、高遠保育園の建設に向け、平成29年度は建設地の造成、周辺道路、上下水道の整備等を行います。 次に、教育関係では、ふるさと応援基金を活用して、学校にICT機器を整備をするほか、中学生が地元の企業を知るイベントとして、「キャリアフェスin春富中」の開催、給食施設の整備や西箕輪小学童クラブの整備等を行います。 また、平成28年度に続き、「暮らしのなかの食」事業や、文部科学省の受託事業であります遠隔授業等の実証事業にも取り組んでまいります。 続いて、高齢者を初め市民の暮らしをサポートする事業としまして、現在の国保直営西箕輪診療所にかわるJA長野厚生連西箕輪診療所整備に対しての補助や、地域医療に不可欠な民間病院であります仁愛病院の移転改築に対する補助、また各区が開催をする敬老会事業に対する補助対象の拡大、高齢者いきいき健康券の利用可能用途の拡大や、高齢者の自主的な免許返納に対する助成金の増額を行います。 また、伊那市消費生活センターを中心に、引き続き消費者保護対策に取り組み、おれおれ詐欺等の被害防止に努めます。 次に、産業の活性化分野でございますが、ドローンを活用した新産業技術の啓発のため、地方創生推進交付金を活用して、「ドローン・フェスin INA Valley」を開催するほか、デザイン業、著述業、ITサービス業などの事業所、サテライトオフィスの新築・購入に対する補助制度の新設や創業支援センター周辺の整備等を行います。 低炭素社会の実現に向けました具体的な施策としては、環境分野で防犯灯のLED化に向けた設置補助金の増額、市内公共施設の照明のLED化を進めます。また、林業分野で長谷鹿嶺高原の森林づくりや、ますみヶ丘平地林など森林の購入、市内公共施設へのペレットボイラー・ストーブの設置、その他市民のペレットボイラー・ストーブ設置に対する補助等を進めてまいります。 農業分野では、道の駅南アルプスむら長谷のリニューアルや、農業公園みはらしファームの環境整備のほか、地域おこし協力隊によるミレットマイスター事業や、入野谷そばの商品化などを実施をしてまいります。また、水路や農道の改修など、地元要望の強い事業につきましては、例年の事業費に予算を上乗せして取り組んでまいります。 観光面では、ふるさとの納税を活用して、市内の温泉施設の利用料を一部を除いて600円から500円に引き下げます。また、「信州そば発祥の地 伊那」をアピールする5週連続ぶっとおしそば三昧の開催、地域おこし協力隊によるマウンテンバイクフィールドプロジェクト事業、及びジオ・エコ&狩猟資源活用事業などを実施をいたします。 歴史や文化・体育の分野では春の高校伊那駅伝、この伊那駅伝の全国放送、東春近老松場古墳の調査委託、高遠石工の映像記録事業のほか、冬も利用できる屋内練習場、ピッチング練習用の壁の設置など、いずれもふるさと納税を活用して実施をしてまいります。 安心・安全なまちづくりの分野では、消防団の防火衣など装備の充実や、原子力災害に備える安定ヨウ素剤の備蓄のほか、平成30年度の完成を目指す伊那市西町の防災コミュニティセンターの建設等を行います。 その他、東日本大震災からの復興に取り組んでいる宮城県気仙沼市が建設中の新病院の周辺に、桜を植樹する気仙沼さくら復活プロジェクト、また伊那市・南箕輪村・箕輪町の3市町村を縦断するバス路線、伊那本線及び市街地循環バス内回りの実証運行、小黒川スマートインターチェンジの出入り口付近や、高遠町公共施設の誘導看板を三風モデルで整備をする取り組みのほか、山岳環境保全事業等実施をしてまいります。 ハード事業では、これまで申し上げました事業のほか、上伊那広域連合が実施をする新ごみ中間処理施設建設事業の負担金支出、小中学校や文化・体育施設の整備改修、平成32年度完成予定の環状南線、平成29年9月完成予定の小黒川スマートインターチェンジの整備のほか、地元要望の強い道路維持、一般道路改良、舗装改良、道路防災事業などの土木工事には、例年の事業費に上乗せをして予算を計上しております。 イベント事業におきましては、先ほどもふれたドローン・フェスin INA Valley、春の高校伊那駅伝、5週連続ぶっとおしそば三昧などのほか、第60回の記念開催となります伊那まつり、伊那市総合防災訓練、第31回伊澤修二記念音楽祭、第10回しんわの丘ローズガーデンバラ祭りなどの開催を予定をしております。 以上、平成29年度の主要事業につきまして御説明を申し上げました。 本定例会に提出いたしました議案は、一般案件2件、条例案件10件、人事案件1件、予算案件19件の合計32件でございます。詳細につきましては、担当部長から御説明申し上げますので、よろしく御審議のうえ御議決賜りますようお願い申し上げまして、挨拶とさせていただきます。--------------------------------------- △議案第1号 市道路線の認定について △議案第2号 市道路線の認定について--------------------------------------- ○議長(黒河内浩君) 続きまして日程第3、議案第1号「市道路線の認定について」及び、議案第2号「市道路線の認定について」の2案を一括議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 山崎建設部長。     (建設部長 山崎大行君登壇) ◎建設部長(山崎大行君) 議案書の4ページをお願いいたします。 議案第1号「市道路線の認定について」御説明をいたします。 御提案いたします議案は、道路法第8条第2項の規定により議会の議決をお願いするものでございます。 認定をお願いいたします路線は、路線番号I-1688、路線名が小四郎久保2号線でございます。 提案の理由でございますが、この路線は交差点への信号機設置に当たり必要なため、提案するものでございます。 位置及び詳細につきまして、議案関係資料で御説明いたしますので、お手数ですが議案関係資料の4ページをお願いいたします。 市道路線認定位置図は、図面上が北となる小四郎久保地区で、市道原田井1号北線に接続する破線で示した伊那中央病院構内道路が今回認定をお願いいたします路線で、路線番号I-1688、路線名が小四郎久保2号線で、起点・終点ともに小四郎久保1313番1先でございます。延長及び幅員につきましては、ごらんをいただきたいと思います。 議案第1号は以上でございます。 続いて、議案第2号を御説明いたしますので、お手数ですが議案書の5ページへお戻りいただきたいと思います。 5ページ、議案第2号「市道路線の認定について」を御説明いたします。 御提案いたします議案は道路法第8条第2項の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。 認定をお願いいたします路線は、路線番号I-4427、路線名が下県指定496号線でございます。 提案理由でございますが、この路線は宅地造成により整備された道路であり、市民の日常生活に特に重要でありますので、提案をするものでございます。 位置及び詳細につきまして、議案関係資料で御説明いたしますので、お手数ですが議案関係資料5ページをお願いいたします。 市道路線認定位置図は、図面上が北となる美篶地区で、市道下川手上原線と住宅地内を結ぶ破線で示した路線が今回認定をお願いいたします路線で、路線番号I-4427、路線名が下県指定496号線で、起点は美篶5275番3先、終点は美篶5275番6先でございます。延長及び幅員につきましては、ごらんをいただきたいと思います。 議案第2号は以上でございます。 以上、2議案につきまして一括御説明をいたしました。よろしく御審議を賜りますよう、お願いいたします。 ○議長(黒河内浩君) これより質疑に入ります。御質疑ございますか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(黒河内浩君) 以上をもって、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第1号、議案第2号の2案は、経済建設委員会に付託いたします。--------------------------------------- △議案第3号 伊那市組織条例の一部を改正する条例 △議案第4号 伊那市個人情報保護条例等の一部を改正する条例 △議案第5号 伊那市職員の勤務時間及び休暇等に関する条例及び伊那市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例 △議案第6号 伊那市特別会計条例の一部を改正する条例
    △議案第7号 伊那市積立基金条例の一部を改正する条例--------------------------------------- ○議長(黒河内浩君) 続きまして日程第4、議案第3号「伊那市組織条例等の一部を改正する条例」から、議案第7号「伊那市積立基金条例の一部を改正する条例」までの5案を一括議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 原総務部長。     (総務部長 原 武志君登壇) ◎総務部長(原武志君) それでは、議案書の6ページをお願いいたします。 議案第3号「伊那市組織条例等の一部を改正する条例」につきまして御説明をいたします。 最初に改正の理由でございますが、地方創生や広域連携に関する事業が年々増加する中で、重点施策や取り組むべき課題に対しまして、さらに適切・的確に対応するため、部の再編を行うとともに、部の所掌事務を見直すものでございます。 また、部の再編に伴いまして、現在の企画課を企画政策課に名称変更することによりまして、関係する条例につきましても合わせて改正するものでございます。 それでは、改正内容につきまして御説明いたします。議案関係資料の6ページをお願いいたします。 関係資料の6ページは、伊那市組織条例の新旧対照表でございます。 第1条は、地方創生関連事業を初め、市政の重点施策を一層推進する観点から、企画部を新たに設置するものであります。 第2条は、各部の事務分掌のうち総務部に関係します現行の第3号については削除し、新たに企画部として第1号は現在の企画課、第2号は現在の地域創造課、第3号は情報統計課の事務分掌をそれぞれ追加するものでございます。 おめくりいただきまして、7ページお願いいたします。 7ページは、伊那市総合計画審議会条例の新旧対照表でございます。 第7条の庶務担当課につきまして、「総務部企画課」を「企画部企画政策課」と改めるものでございます。 8ページをお願いいたします。 8ページは、伊那市土地利用計画審議会条例の新旧対照表です。同様に「庶務担当課」につきまして、「企画部企画政策課」に改めるものでございます。 9ページをお願いいたします。 9ページは、伊那市地域情報化審議会条例の新旧対照表です。 第5条におきまして、「総務部」を「企画部」に改めるものでございます。 10ページ、お願いいたします。 10ページは、伊那地域定住自立圏共生ビジョン協議会条例、それから1枚おめくりをいただきました11ページは、伊那市地方創生総合戦略審議会条例でございますが、それぞれ庶務担当課につきまして、「総務部地域創造課」から「企画部地域創造課」に改めるものでございます。 さらにおめくりいただきまして、12ページお願いいたします。 12ページは、伊那市新産業技術推進協議会条例の新旧対照表でございます。 第8条の庶務担当課につきましては、「総務部企画課」を「企画部企画政策課」に改めるものでございます。 お手数ですが、議案書の7ページにお戻りいただきたいと思います。 議案書の7ページ、中段の附則でございますが、この条例は平成29年4月1日から施行するものでございます。 説明は以上でございます。 続いて、議案書の8ページお願いいたします。 議案書の8ページ、伊那市個人情報保護条例等の一部を改正する条例につきまして御説明をいたします。 初めに、改正の理由でございますが、8ページの下段に記載してございますとおり、個人情報の保護に関する法律や、いわゆる番号法の施行などに伴いまして、必要な改正を行うものでございます。 それでは改正の内容につきまして御説明いたします。議案関係資料の13ページをお願いいたします。 関係資料の13ページは、個人情報保護条例の一部を改正する条例の新旧対照表です。 第3条における第2条第6号の改正規定につきまして、情報提供等記録の定義に、改正後の番号法第26条で、同法第23条の規定が準用されることになったので、その旨をカッコ書きで加えるものであります。 また、下段の第28条第2項の改正規定につきましては、情報提供等記録を訂正した場合に、この記録を管理する総務大臣と情報照会者、または情報提供者に追記する旨を規定しておりますが、番号法の改正によりまして、条例により個人番号の独自利用が認められた事務に係る情報照会者、情報提供者を通知する対象者に加えるものでございます。 14ページをお願いいたします。 14ページは、個人情報保護条例の新旧対照表です。 第12条は保有個人情報の開示請求権について規定しております。保有個人情報についての規定を扱う範囲につきまして、第2章第2節から第3章までとしておりましたものを、第4章まで広めるものでございます。 恐れ入りますが、議案書の8ページにお戻りをいただきたいと思います。 附則でございますが、この条例は公布の日から施行するものでございます。 続いておめくりいただき、9ページをお願いいたします。 議案書の9ページ、議案第5号「伊那市職員の勤務時間及び休暇等に関する条例及び伊那市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例」につきまして、御説明をいたします。 初めに提案の理由を申し上げますので、恐れ入りますが13ページの下段をごらんいただきたいと思います。働きながら育児や介護がしやすい環境整備を進めるため、民間や国家公務員に関する規定の改正に準じまして、地方公務員の育児休業等に関する法律及び育児休業、介護休業等育児または家族介護を行う労働者の福祉に関する法律の一部を改正する法律が施行されました。これに伴いまして、必要な改正を行うものでございます。 改正の内容につきまして御説明いたします。議案関係資料の15ページ、お願いいたします。 関係資料の15ページは、伊那市職員の勤務時間及び休暇等に関する条例の新旧対照表で、改正条例の第1条関係となります。 最初に、第5条の2は、育児や介護を行う職員の早出遅出勤務についての規定でございますが、具体的には小学校入学前の子供を養育する職員や、学童クラブなどに通う小学生を送迎する職員、さらに要介護者を介護する職員から請求があった場合に、一日の勤務時間を変更することなく、始業、終業時刻を調整することによりまして、早出遅出勤務ができることを新たに規定するものでございます。 16ページ、お願いいたします。 16ページの第6条は、文言の整理となります。 第7条は、育児・介護を行う職員の時間外勤務の制限についての規定でございますが、第2項は文言の整理、第3項は文言の整理と介護を行う職員が請求した場合に、公務の正常な運営を妨げる場合を除きまして、時間外勤務をさせてはならないことを新たに規定するものであります。 17ページ、お願いいたします。 17ページの第10条では、休暇の種類に「介護時間休暇」を追加いたします。第14条は、介護休暇についての規定でございますが、介護休暇の期間につきましては、一つの介護状態ごとに連続6カ月までであったものを、6カ月を超えない範囲で3回までの分割取得を可能とする改正を行うものでございます。 一番下の第14条の2の介護時間につきましては、一つの介護状態ごとに、3年以内に一日2時間以内の範囲で休暇を取得できるようにするものであります。 18ページをお願いいたします。 18ページの第16条は、休暇の承認につきまして「介護時間」を新たに追加するものです。 19ページをお願いします。 19ページは、伊那市職員の育児休業等に関する条例の新旧対照表で、改正条例の第2条関係となります。第2条は、育児休業を取得できない職員の規定でありますが、非常勤職員が育児休業を取得できる要件につきまして、任用期間の見込みを「子供が2歳になるまで」から、「1歳6か月になるまで」に改正するものであります。 下段の第2条の2でありますが、地方公務員の育児休業等に関する法律の改正により、拡大されました育児休業の対象となる子供の範囲のうち、条例で定めるものを規定するものであります。養子縁組里親として委託すべき児童を、親権者などの反対により委託できない場合、その児童についても育児休業の対象とすることを規定するものであります。 20ページ、お願いいたします。 20ページ、第2条の3と4は、条番号や文言の整理であります。 一番下の第3条でありますが、既に一度育児休業の対象となった子を再びその対象とすることができる特別な事情について規定しておりますが、第1号の規程の一部を第2号とするとともに、法律の改正に伴いまして特別な事情についてそれぞれ第1号には、育児休業中に出産の休業を始めた後、出産した子が養子縁組等により職員と同居することになった場合を追加、第2号では承認の取消の要因となりました特別養子縁組が成立しなかった場合や、その子供が要保護児童でなくなった場合について追加するものであります。 21ページ、お願いいたします。 21ページの第7号は、条項番号の整理でございます。 第8条は育児休業をした職員の職務復帰後における給料調整についての規定でございます。ほかの職員との均衡上必要があると認められるときには、育児休業の期間につきまして、100分の100以下の換算率により換算して、勤務をしたものとみなして給料の号棒を調整できることとしたものであります。 22ページ、お願いいたします。 22ページは伊那市一般職の職員の給与に関する条例の新旧対照表でございます。改正条例の附則第4項関係となります。第63条は、給与の減額についての規定でありますが、新たに休暇として追加いたしました介護時間につきましては、無給であることを規定したものでございます。 お手数ですが、議案書の12ページにお戻りをいただきたいと思います。 12ページ、下段の附則でございますが、第1項は条例の施行期日を平成29年4月1日とするものでございます。第2項は、既に今回の施行日前に介護休暇を取得し、施行日に6カ月を経過していない場合、改正後の勤務時間及び休暇等に関する条例で規定します指定期間につきましては、介護休暇の初日から6カ月を限度として施行日以降の日まで期間を指定することとしたものでございます。 一番下の第3項ですが、改正条例施行日に、育児休業をしている職員が施行日以降に職務に復帰した場合、施行日前の期間の調整については従来の規定どおりとしたものでございます。 議案第5号は以上でございます。 続きまして、議案書の14ページお願いいたします。 14ページ、議案第6号「伊那市特別会計条例の一部を改正する条例」につきまして御説明いたします。 下段に記載してございますように、この条例は伊那市公有財産管理活用事業特別会計を新たに設置するため提案するものでございます。この特別会計は、伊那市が保有しております公有地につきまして、現在活用されていない土地や、今後必要に応じて新たに取得する土地につきまして、一括して管理活用していくために設置する会計であります。公有地の管理はもとより、新たな土地の購入や売却などにつきましても、この会計で一括して運用することにより議会の議決や承認など透明度の高い公有地管理を目指すものでございます。 それでは、特別会計条例の位置づけにつきまして御説明いたしますので、関係資料の23ページお願いします。 23ページは、伊那市特別会計条例の新旧対照表ですが、特別会計の設置を定める第1条におきまして、既に規定してあります1号国保直営診療所、それから2号、市営駐車場事業に加えまして、第3号として公有財産管理活用事業を加えるものでございます。 恐れ入りますが、議案書の14ページにお戻りをいただきたいと思います。 14ページ中段の附則でございますが、この条例は平成29年4月1日から施行するものであります。よろしく御審議いただきますようお願いいたします。 続いて、15ページお願いいたします。 議案書の15ページ、議案第7号「伊那市積立基金条例の一部を改正する条例」につきまして、御説明をいたします。 下段に記載してありますとおり、この条例は土地取得基金を新たに設置するため、提案するものでございます。 具体的に御説明いたしますので、恐れ入りますが議案関係資料24ページをお願いいたします。 関係資料の24ページは、伊那市積立基金条例の新旧対照表です。現在、積み立て基金条例には、18種類の基金が設置されておりますが、ごらんいただきますように別表に「土地取得基金」を新たに加えるものでございます。 この基金は、先ほど議案第6号で御説明いたしました、新たに設置予定であります伊那市公有財産管理活用事業特別会計で執行いたします公有地の購入や管理、売却に要する費用の財源に充てることを目的としまして、新たに設置させていただくものでございます。 恐れ入りますが、議案書の15ページにお戻りいただきたいと思います。 中段の附則でございますが、この条例は平成29年4月1日から施行するものであります。 以上、議案第3号から7号まで、一括して提案させていただきました。御審議の上、御承認いただきますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(黒河内浩君) これより質疑に入ります。 御質疑ございますか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(黒河内浩君) 以上をもって、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第3号から議案第7号までの5案は、総務文教委員会に付託いたします。--------------------------------------- △議案第8号 伊那市税条例等の一部を改正する条例--------------------------------------- ○議長(黒河内浩君) 続きまして日程第5、議案第8号「伊那市税条例等の一部を改正する条例」を議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 伊藤市民生活部長。     (市民生活部長 伊藤博徳君登壇) ◎市民生活部長(伊藤博徳君) 議案第8号「伊那市税条例等の一部を改正する条例」について御説明申し上げますので、議案書の16ページをお願いいたします。 16ページは、伊那市税条例等の一部を改正する条例でございます。 初めに、提案理由を御説明いたしますので、お手数ですが23ページまでお進みください。 23ページをごらんください。消費税率の10%への引き上げが、平成31年10月に延期されたことにより、社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための地方税法及び地方交付税法の一部を改正する法律等の一部を改正する法律が施行されたことに伴いまして、所用の改正を行うためお願いをするものでございます。 次に、改正内容について御説明いたしますので、お手数ですが別冊の議案関係資料25ページ、伊那市税条例等改正概要をごらんください。 25ページは、今回の改正の概要を税目別にまとめたものでございます。 1の市民税関係は、所得税における住宅ローン減税の適用期限の延長に合わせ、個人市民税における住宅ローン減税措置の適用期限を延長するものでございます。 また、2の軽自動車税関係(1)は、燃費性能に応じて税率を軽減する現行のグリーン化特例を1年延長するものでございます。 (2)は消費税の引き上げ時に、軽自動車税に対して環境性能割を導入し、合わせて市税条例におけるこれまでの「軽自動車税」の字句を「種別割とする等」の規定を整備するもので、(3)は平成26年度に市税条例を一部改正をした条例の附則について、「種別割等」の字句を改めるものでございます。 ここで、環境性能割でございますが、消費税率10%への引き上げに合わせ、従来の自動車取得税を廃止をいたしまして、グリーン化機能の維持、強化により、環境性能にすぐれた自動車の普及を図るもので、新車及び中古車の取得時に課税をされまして、自動車税には県税である自動車税環境性能割が、また、軽自動車税には市税であります軽自動車税環境性能割がそれぞれ付加されるものでございます。 なお、施行の期日は25ページの右側にございますが、1の市民税の住宅ローン控除、及び2の(1)軽自動車のグリーン化特例の延長については、平成29年4月1日を、(2)(3)の軽自動車税の環境性能割の導入以降にかかるものについては、平成31年10月1日とするものでございます。 それでは、改正内容について御説明いたしますので、おめくりをいただきまして26ページ、伊那市税条例新旧対照表(第1条関係)をごらんください。 附則の第7条の3の2は、個人市民税における住宅ローン控除の適用期限を2年間延長するもので、次の第16条は軽自動車税の税率の特例を定めるもので、グリーン化特例の適用を1年延長し、平成29年度分においても実施するよう改めるものでございます。 2枚おめくりをいただきまして、28ページをお願いいたします。 第2条関係の新旧対照表でございます。第18条の3は、納税証明事項において、これまでの「軽自動車税」を「種別割」へと字句を改めるもので、次条以降は同様に「種別割」への字句等の変更と、新たに環境性能割の導入にかかる規定を整備するなど、所用の改正を行うものでございます。 30ページへお進みください。 30ページ中段の81条の3は、環境性能割の課税標準について、販売価格を基準に定めるもので、次の第81条の4は、環境性能割の税率について、燃費基準の達成度等により非課税を含めまして1%、2%、3%の4段階とするものでございます。なお、種別割については税額等の変更はございません。また、環境性能割の税率区分等については、技術開発の動向を踏まえるなど、2年ごとに見直しが行われる予定であります。 以降ごらんをいただきまして、35ページまでお進みください。 35ページ下段の附則は、環境性能割にかかるものが主なもので、15条の2において軽自動車税環境性能割の賦課徴収については当分の間、長野県が行うことを定め、おくりをいただきまして36ページの下段、15条の6第1項では、営業用の三輪以上の軽自動車に対する環境性能割の税率の特例について定め、第2項では自家用の三輪以上の軽自動車に対する税率の上限を100分の2とする特例を定めております。 続いて、39ページをお願いいたします。 39ページは関係資料の4でございますが、第3条関係の新旧対照表でございます。ここにつきましては、種別割への字句等の変更にかかるものでございます。 お手数ですが議案書にお戻りいただきまして、22ページをお願いいたします。 22ページは附則でございます。第1条は施行期日を定めたもので、概要で触れたとおりでございます。 第2条は改正後の附則におけるグリーン化特例の延長は平成29年度の軽自動車税に適用する旨を定めたもので、第3条は軽自動車税の環境性能割、種別割に関する経過措置をそれぞれ定めるものでございます。 説明は以上でございます。よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(黒河内浩君) これより質疑に入ります。御質疑ございますか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(黒河内浩君) 以上をもって、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第8号は、社会委員会に付託いたします。--------------------------------------- △議案第9号 伊那市子育て支援センター条例の一部を改正する条例 △議案第10号 伊那市老人福祉センター等条例の一部を改正する条例--------------------------------------- ○議長(黒河内浩君) 日程第6、議案第9号「伊那市子育て支援センター条例の一部を改正する条例」及び議案第10号「伊那市老人福祉センター等条例の一部を改正する条例」の2案を一括議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 ○議長(黒河内浩君) 城取保健福祉部長。     (保健福祉部長 城取 誠君登壇) ◎保健福祉部長(城取誠君) 議案書の24ページをお願いいたします。 議案第9号「伊那市子育て支援センター条例の一部を改正する条例」について御説明をいたします。 初めに提案理由について御説明をいたしますので、おめくりをいただき25ページ下段をお願いいたします。 今回の改正は新たに西箕輪子育て支援センターを設置するとともに、これまでいただいてた使用料を無料とすること等、所用の改正を行うため提案するものでございます。 詳細について御説明をいたしますので、議案関係資料の41ページをお願いいたします。 41ページ、伊那市子育て支援センター条例新旧対照表でございます。 第2条の名称及び位置で、市内5番目の子育て支援センターを西箕輪6579番地に設置するもので、場所はJA上伊那西箕輪所内の一角となります。 また、次の第6条は使用料で、これまで市内利用者は月額200円、市外利用者は月額400円をいただいておりましたけれど、子育て支援施策の充実と、定住自立圏内の市町村間においてひとしく施設の相互利用を図れることを目的としまして、子育て支援センターの使用料を無料とするものでございます。 以下、使用料を無料とすることに伴い第7条及び第8条の規定を削り、第9条以下をそれぞれ2条ずつ繰り上げるもので、おめくりをいただき42ページ、改正後の第8条は字句の修正でございます。 議案書にお戻りいただき、24ページをお願いいたします。 24ページ下段、附則でございます。この条例は平成29年4月1から施行するというものでございます。 説明は以上であります。 続きまして、議案書の26ページをお願いいたします。 議案第10号「伊那市老人福祉センター等条例の一部を改正する条例」につきまして、御説明をいたします。 初めに提案理由でございますが、おめくりをいただきまして27ページをお願いいたします。 下段にございますとおり、老人憩の家東春近荘、同じく西箕輪荘、同じく西部荘を廃止するため、提案するものでございます。 老人憩の家は高齢者の心身の健康と福祉の増進を図るため、昭和52年度から順次建設された市の施設で、脳いきいき教室などの介護予防事業等に利用されておりますが、現在は老朽化が進み周辺にいきいき交流施設等の介護予防拠点施設も整備されたことなどから、老人憩の家縮小廃止計画に基づきまして、三カ所の老人憩の家を廃止するものでございます。 改正の内容につきまして御説明をいたしますので、議案関係資料の43ページをお願いいたします。 43ページは条例の新旧対照表でございます。 第2条は老人福祉センター等の名称及び位置に関する規定でございますが、この中の「老人憩の家東春近荘」、「老人憩の家西箕輪荘」、「老人憩の家西部荘」の3施設の名称と、それぞれの位置を削除するものでございます。その下の第12条は、使用料に関する規定の中から今回廃止する3施設の名称を削除するものでございます。 その下の別表第1、第6条関係及び、おめくりをいただきまして44ページの別表第2、第12条関係につきましても、それぞれ廃止する3施設を削除するものでございます。 議案書の26ページにお戻りください。 下段の附則でございますが、条例の施行日を平成29年4月1日とするものでございます。 議案第9号、議案第10号について御説明をいたしました。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(黒河内浩君) これより質疑に入ります。御質疑ございますか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(黒河内浩君) 以上をもって、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第9号、議案第10号の2案は、社会委員会に付託いたします。--------------------------------------- △議案第11号 伊那市営住宅条例の一部を改正する条例--------------------------------------- ○議長(黒河内浩君) 続きまして日程第7、議案第11号「伊那市営住宅条例の一部を改正する条例」を議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 山崎建設部長。     (建設部長 山崎大行君登壇) ◎建設部長(山崎大行君) 議案書の28ページをお願いいたします。 議案第11号「伊那市営住宅条例の一部を改正する条例」につきまして御説明いたします。 本議案の提案理由でありますが、市営住宅のうち使用に耐えなくなったものを廃止するため、提案するものでございます。 改正内容につきまして議案関係資料で御説明いたしますので、お手数ですが議案関係資料の45ページをお願いいたします。 伊那市営住宅条例第2条の規定により定めた別表第1、公営住宅一覧表の新旧対照表でございます。別表第1、公営住宅一覧表にあります高尾町団地のうち、老朽化し使用に耐えなくなった住宅3戸を取り壊すため、昭和29年度建設の「4戸」を「2戸」に、昭和32年度建設の「2戸」を「1戸」に改正するものでございます。 お手数ですが議案書にお戻りいただき、28ページお願いをいたします。 附則の施行日でございますが、公布の日からとするものでございます。説明は以上でございます。よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(黒河内浩君) これより質疑に入ります。御質疑ございますか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(黒河内浩君) 以上をもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第11号は、経済建設委員会に付託いたします。--------------------------------------- △議案第12号 伊那市学校給食共同調理場条例の一部を改正する条例--------------------------------------- ○議長(黒河内浩君) 続きまして日程第8、議案第12号「伊那市学校給食共同調理場条例の一部を改正する条例」を議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 大住教育次長。     (教育次長 大住光宏君登壇) ◎教育次長(大住光宏君) 議案第12号「伊那市学校給食共同調理場条例の一部を改正する条例」につきまして御説明いたしますので、議案書の29ページをお願いいたします。 提案理由でございますが、伊那中学校・伊那西小学校給食共同調理場を設置するため、提案するものでございます。 改正内容につきまして御説明いたしますので、別冊関係資料の46ページをお願いいたします。 伊那市学校給食共同調理場条例新旧対照表でございます。 第2条、名称及び位置でございますが、名称を「伊那中学校・伊那西小学校給食共同調理場」、位置を「伊那市荒井4460番地」と定め追加するものでございます。なお建設工事は、3月中旬に竣工予定でございまして、竣工後は給食調理員の研修を行い、4月から両校へ給食を提供する予定でございます。 恐れ入りますが、議案書の29ページにお戻りください。 附則でありますが、この条例は平成29年4月1日から施行するというものでございます。 以上、よろしく御審議いただきますようお願いいたします。 ○議長(黒河内浩君) これより質疑に入ります。御質疑ございますか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(黒河内浩君) 以上をもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第12号は、総務文教委員会に付託いたします。--------------------------------------- △議案第13号 人権擁護委員候補者の推薦について--------------------------------------- ○議長(黒河内浩君) 続きまして日程第9、議案第13号「人権擁護委員候補者の推薦について」を議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 原総務部長。     (総務部長 原 武志君登壇) ◎総務部長(原武志君) それでは議案書の30ページ、お願いいたします。 議案第13号「人権擁護委員候補者の推薦について」御説明いたします。 人権擁護委員は法務大臣から委嘱される委員でございまして、伊那市からは10名の委員が委嘱されております。内訳は、伊那地区から8名、高遠・長谷地区からそれぞれ1名でございます。このうち下段の提案理由にございますように、山口光委員、埋橋喜美子委員、山口治委員、土肥袈裟次委員の4名が、ことしの6月30日をもって任期満了となりますので、記書きにございますように4名を人権擁護委員候補者として推薦いたしたく、人権擁護委員法の定めによりまして議会の御意見を求めるものでございます。なお、委員の任期は3年でございます。 まず、山口光さんですが、生年月日は昭和24年7月3日で満67歳、住所は伊那市日影23番地1、再任でございます。 鹿野剛さんは、生年月日は昭和25年9月16日で満66歳、住所は伊那市富県5628番地68、新任でございます。 山口治さんは、昭和23年3月22日生まれで満68歳、住所は伊那市美篶3717番地4、再任でございます。 大倉博子さんは、生年月日は昭和25年10月11日で満66歳、住所は伊那市西箕輪5094番地5、新任でございます。 31ページをお願いいたします。 それぞれの方の略歴について御説明いたします。 山口光さんですが、最終学歴は信州大学教育学部を御卒業でございます。 職歴でございますが、昭和48年4月から県内小学校教諭を務められ、平成17年4月からは丸子町立の西内小学校校長、平成20年4月からは伊那市立手良小学校校長を務められ、御退職後に伊那市教育委員会に勤務されました。 公職歴ですが、平成23年から人権擁護委員を務めておられます。 32ページ、お願いいたします。 32ページ、鹿野剛さんの略歴でございます。 最終学歴は新潟大学人文学部を御卒業でございます。 職歴ですが、昭和49年4月から信州学園伊那女子高等学校、昭和60年4月からは高松学園伊那西高等学校教諭として、平成23年4月から28年3月までは同校の非常勤職員として務められました。 公職歴ですが、平成28年1月から12月まで富県地区の桜井区長を務められました。 33ページ、お願いいたします。 33ページ、山口治さんの略歴であります。 最終学歴は長野県中条高等学校を御卒業でございます。 職歴ですが、昭和41年4月から長野県警察官としてお勤めになりました。平成4年6月からは、新日本警備保障株式会社に勤務、平成13年1月からは株式会社ニシザワにお勤めになられております。 公職歴でございますが、平成23年4月から人権擁護委員を務められておられます。 34ページ、お願いいたします。 34ページ、大倉博子さんの略歴でございます。 最終学歴は山梨県立高等看護学院を御卒業でございます。 職歴でございますが、昭和48年4月から諏訪赤十字病院、50年4月から山梨県大月保健所、52年4月から保健師として伊那市に勤務され、その後、伊那市社会福祉協議会などを勤務、平成27年4月からは箕輪町の非常勤職員としてお勤めになられております。 公職歴は、平成25年4月から27年3月まで、伊那市少年補導委員を務められ、同じく25年4月から上伊那広域連合介護認定審査会委員を務められております。 以上、4名の皆様でございますが、人格に優れ幅広い見識をお持ちでございます。広く社会の事情にも通じられておりますので、委員として適任であるというふうに考えております。御同意のほど、よろしくお願いいたします。説明は以上です。 ○議長(黒河内浩君) これより質疑に入ります。御質疑ございますか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(黒河内浩君) 以上をもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第13号は、総務文教委員会に付託いたします。 暫時休憩といたします。 再開は10時50分といたします。 △休憩 午前10時35分 △再開 午前10時48分 ○議長(黒河内浩君) それでは休憩前に引き続き、会議を再開いたします。--------------------------------------- △議案第14号 平成28年度伊那市一般会計第6回補正予算について △議案第15号 平成28年度伊那市国民健康保険特別会計第2回補正予算について △議案第16号 平成28年度伊那市国民健康保険直営診療所特別会計第2回補正予算について △議案第17号 平成28年度伊那市後期高齢者医療特別会計第1回補正予算について △議案第18号 平成28年度伊那市介護保険特別会計第3回補正予算について △議案第19号 平成28年度伊那市簡易水道事業特別会計第2回補正予算について △議案第20号 平成28年度伊那市水道事業会計第3回補正予算について △議案第21号 平成28年度伊那市下水道事業会計第2回補正予算について △議案第22号 平成28年度伊那市自動車運送事業会計第1回補正予算について--------------------------------------- ○議長(黒河内浩君) 日程第10、議案第14号「平成28年度伊那市一般会計第6回補正予算について」から議案第22号「平成28年度伊那市自動車運送事業会計第1回補正予算について」までの9案を一括議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 最初に原総務部長。     (総務部長 原 武志君登壇) ◎総務部長(原武志君) それでは白い冊子の平成28年度伊那市補正予算書3月補正の3ページをお開きをいただきたいと思います。 議案第14号「平成28年度伊那市一般会計第6回補正予算について」御説明をいたします。 第1条で、歳入歳出それぞれ11億1,540万円を追加し、予算の総額を445億7,200万円とさせていただくものでございます。 補正の主な内容としましては、年度末を控えまして事業の確定により決算に近づけるものが中心となりますが、国の平成28年度補正予算に伴います追加補正や、退職者の確定や職員配置などに伴います人件費の補正、決算を見込む中で各種基金への積み立てなどが含まれておりますので、お願いいたします。 今回の補正後の予算規模は、前年同期と比較しまして17.7%の増加となります。 次に、第2条の継続費の補正、第3条は繰越明許費の補正、第4条は債務負担行為の補正、第5条は地方債の補正でございますが、それぞれ別表で御説明をさせていただきます。 恐れ入りますが、8ページまでお進みをいただきたいと思います。 8ページは、第2表継続費補正の変更です。 10款教育費の高遠スポーツ公園文化体育館耐震改修事業につきまして、事業費の確定により事業費の総額が減額になること。また、国の交付金の前倒し公布に伴いまして、平成29年度の事業費について、この3月補正で前倒しして計上することにより、年割額について補正するものであります。 右のページ、9ページは第3表、繰越明許費の補正であります。 まず1の追加でありますが、2項総務費の企画事業は、平成28年度中にふるさと寄附をいただいた方への返戻品につきまして、28年度予算で対応するための必要経費を繰り越すもの、3項戸籍住民基本台帳事務は個人番号カード関連事務の負担金について、4款衛生費の水道事業は、一般会計が補助する配水系切りかえ工事について、6款農林水産業費の団体営土地改良は、国の補正による補助金を充当する事業のうち、事業期間が確保できない事業の事業費を、その下の林業振興施設等管理は、小黒川渓谷キャンプ場の共同トイレの改修費用について、また7款商工費の観光PRは、3月補正で計上してありますが、高遠町の中村家を活用した地方創生拠点整備交付金のソフト事業化について、また、9款消防費の消防施設整備は、美篶分団第1部の車庫改修・改築費用についてそれぞれ繰り越しをお願いするものであります。 その下の10款教育費の小中学校費におきます各事業につきましては、国の交付金の前倒し交付に伴いまして、3月補正に計上する事業費を繰り越すものであります。伊那北小、手良小の体育館や管理教室棟、西箕輪中の体育館トイレ、高遠中の管理教室棟のそれぞれ改修にかかる事業費となります。 下の表でありますが、変更でございます。それぞれ規定の繰越明許費に加えまして、追加で繰り越しをお願いするものであります。 6款農林水産業費の農業公園管理運営事業は、みはらしファーム内の施設であります名人亭の商標登録にかかる経費について、10款教育費の二つの事業につきましては、いずれもこの3月補正でお願いしてあります事業費につきまして、文化財保護は高遠町の中村家を活用した事業のうち、施設の改修工事にかかる経費、給食施設整備は伊那北小の給食施設の建てかえにかかる経費について、それぞれ繰り越しするものでございます。 10ページをお願いいたします。 10ページの上段は第4表、債務負担行為の補正であります。工場等設置事業補助金につきまして、補助期間の延長をお願いするものであります。 下の表は、第5表地方債補正の変更です。 最初に合併特例事業につきましては、伊那北小学校の給食施設建設事業の前倒し等に伴います増額、次の過疎対策事業は、農業公園整備事業などの事業費確定に伴います減額、公共事業等は道路整備事業の事業費確定に伴います減額、一番下の臨時財政対策につきましては、国が交付します地方交付税の不足分を市が地方債で補填するものですが、金額の確定によりまして減額するものであります。 続いて補正予算の内容について、御説明をさせていただきます。 恐れ入りますが、32、33ページまでお進みいただきたいと思います。 32、33ページ、最初に歳出より御説明させていただきますが、今回の補正は決算に近づける内容が中心となりますので、それ以外の特徴的なものにつきまして説明させていただきます。よろしくお願いいたします。 このページはごらんをいただきまして、34、35ページをお願いいたします。 34ページからは、2款総務費の関係となります。下段の1項3目財産管理費で、35ページの財政一般事務におきまして、平成24年度から26年度にかけて交付されておりました震災復興特別交付税につきまして、3年間の事業費の精算によります交付税の返還額を計上してございます。 恐れ入りますが、40ページまでお進みいただきたいと思います。 40ページ、12目積立基金費につきましては、右のページをごらんいただきたいと思いますが、それぞれ基金につきまして利子積立金がございます。これは、一年分の利子を積み立てるものでありまして、ほかの事業の中でも計上してあります17の基金全体では、約3,762万円の利子を積み立てております。 なお、41ページのうち中段の財政調整基金につきましては、利子の積立金のほかに、約5億円の積立金をお願いしてございます。これは、今年度の財政状況を見る中で、一般財源の剰余見込み額につきまして積み立てをさせていただくものでございます。 このほか、総務費につきましては49ページまでございますが、事業費の確定等に伴うものでありますので、ごらんをいただきたいと思います。 50ページまでお進みをいただきたいと思います。 50ページからは、3款民生費となります。それぞれ人件費の補正や、事業費の決算見込みなどによります扶助費や補助金の補正、国庫負担金等の精算に伴います国への返還金などを計上してございます。 特に特徴的な事業としましては、恐れ入りますが58ページまでお進みをいただきたいと思います。58ページの一番下になりますが、5目保育園費のうちの私立保育園、幼稚園事業におきまして、おめくりをいただきました61ページでございますが、61ページの一番上になります。保育対策総合支援事業としまして、国の補助金を受けながら、私立認定こども園のICT化に向けた整備支援を行います。 おめくりいただきまして、62ページお願いいたします。 62ページ以降は、4款の衛生費の関係となります。 恐れ入りますが、2枚をおめくりをいただきまして、66、67ページをお願いいたします。 66ページ、9目の国民健康保険費の右のページ、国保会計繰り出し金につきましては、国保会計に対する法定外の繰り出しを3,971万7,000円追加するものであります。 そのほかの衛生費につきましては、事業費確定等に伴います補正ですので、ごらんをいただきたいと思います。 70ページまでお進みいただきたいと思います。 70ページは5款労働費の関係ですが、1項1目労働費で、右のページ、雇用対策の補助金につきましては、執行を見送ったため、減額するものでございます。 72ページをお願いいたします。 72ページからの6款農林水産業費につきましても、人件費の補正以外はいずれも事業費の確定によります減額の補正ですので、ごらんをいただきたいと思います。 80ページまでお進みをいただきたいと思います。 80ページからは、7款商工費の関係です。80ページの中段になりますが、2目商工業振興費の右のページ、工業振興の工場等設置事業補助金につきましては、補助金額の確定によりまして減額をするものであります。 82ページ、お願いいたします。 82ページ、3目観光費の右のページの中ほどになりますが、観光PR事業につきまして、工事請負費と備品購入費につきましては、国の地方創生拠点整備交付金の内示を受けまして、高遠町の中村家住宅を中心とした観光事業を行うものであります。 2枚おめくりをいただきまして、86ページお願いいたします。 86ページからは、8款土木費の関係となります。 86ページ、1項1目土木総務費の右のページ、下段になりますが、国土調査事業については、国の補助事業費の確定によりまして、大きな減額となっております。そのほかの土木費につきましては、事業費の確定に伴います補正となります。 ごらんをいただきたいと思いますが、96ページまでお進みをいただきたいと思います。 96ページ、9款消防費、1項1目常備消防費の右のページ、常備消防でございますが、上伊那広域連合の広域消防業務に対する負担金につきまして、旧消防組合の退職手当積立金の確定などによりまして、大きな減額となっております。 98ページをお願いいたします。 98ページからは、10款の教育費の関係となります。 98ページの下段になりますが、2項3目学校建設費の右のページ、小学校耐震整備からおめくりをいただきまして101ページの一番下の中学校改修までの、それぞれの委託料や工事請負費につきましては、繰越明許費の補正でも申し上げましたとおり、国の交付金の前倒し交付に伴いまして、今回の補正予算に事業費を計上するものであります。 具体的に申し上げます。99ページ下段の小学校耐震整備につきましては、伊那北小学校と手良小学校体育館の非構造部材、一番下の小学校改修につきましては、手良小学校の管理教室棟の外壁改修、それから101ページの下段になりますけれども、中学校耐震整備では、西箕輪中学校体育館の非構造部材、その下の中学校下水道関連整備は、西箕輪中学校のトイレ改修、一番下の中学校改修では、高遠中学校管理教室棟の外壁改修が、それぞれの対象となるものであります。 104ページまでお進みいただきたいと思います。 104ページ、6項5目文化財保護費の右のページ中段になりますが文化財保護では、国の地方創生拠点整備交付金を受けながら、高遠町の中村家住宅を活用しました拠点整備のため、改修工事費用を計上するものであります。 2枚おめくりをいただきまして、108ページお願いいたします。 108ページの7項2目の体育施設費の右のページになりますけれども、中段、体育施設整備事業では、高遠スポーツ公園文化体育館の耐震工事につきまして、国の交付金の前倒しにより、平成29年度の事業費を前倒しして計上するものでございます。 それから、109ページの一番下、給食施設整備につきましても国の交付金の前倒し交付に伴いまして、伊那北小学校給食施設の建てかえにかかる工事費などを前倒しして計上するものでございます。 110ページ、お願いいたします。 110ページ、12款公債費、1項1目元金の右のページ、長期債元金につきましては、平成25年度に約20億円を借り入れました第三セクター等改革推進債につきまして、これまでの定期償還や土地売却に伴います繰り上げ償還などによりまして、今年度末の残高が約5億5,000万となりましたことから、全額を繰り上げ償還するために計上するものでございます。 その下の長期債利子は、金額の確定に伴います利子の減額となります。 以上が歳出でございます。 続いて、歳入につきまして御説明いたします。 恐れ入りますが、20、21ページにお戻りをいただきたいと思います。 20ページ、歳入であります。歳入につきましても、収入額の確定や決算に近づけるものとなりますので、主な項目のみ申し上げます。よろしくお願いいたします。 20ページの2款地方譲与税から、6款の地方消費税交付金までは、国から示されました決算見込みに従いまして、それぞれ増減するものであります。 22ページ、お願いいたします。 22ページの16款2項の国庫補助金のうち、下段の7目商工費国庫補助金の右のページになりますが、下から5段目の1節、観光費補助金は中村家住宅にかかります拠点整備交付金となります。 一番下になりますが、10目教育費国庫補助金の1節小学校費補助金と、2節の中学校費補助金の学校施設環境改善交付金につきましては、前倒しをして交付されます小中学校の施設整備に関する交付金であります。 25ページをお願いいたします。 25ページの一番上になりますが、10目教育費国庫補助金の4節社会教育費補助金の地方創生拠点整備交付金は、中村家住宅改修に伴います交付金7,100万円であります。 27ページをお願いします。 27ページの下段になりますが、18款財産収入の2項1目の右のページ、不動産売り払い収入につきましては、鳥居沢工業団地の用地売却に関する予約金収入です。 19款寄附金につきましては、27ページ下段になりますけれど、総務費の寄附金は元伊那市民からの寄附金であります。老人福祉事業寄附金は市内の法人からのもの、さくら基金寄附金は、市内の団体からのものであります。 それから、おめくりをいただきまして29ページ、お願いいたします。 29ページの一番上になりますけれども、過疎地域振興寄附金は、三峰川の砂利採取に係るものでございます。その下の20款繰入金の減債基金繰入金の5億5,000万でありますが、第三セクター等改革推進債の繰り上げ償還のために取り崩すものでございます。 その下の職員退職手当基金繰入金は、中央行政組合の退職職員にかかわる伊那市負担分につきまして、見込みによりまして減額するもの、さらにその下のまちづくり基金繰入金につきましては、人口増対策の田舎暮らしモデル地域事業の実績により減額するものです。 次の22款諸収入、5項1目の雑入では、県の市町村振興協会の市町村振興宝くじの交付金につきまして、充当事業の科目に合わせてそれぞれ計上してございます。 それから、29ページの一番下になりますが、10節の教育費雑入で、スポーツ振興くじ助成金4,800万円を新たにセンターテニスコートの改修工事の財源としてございます。 30ページ、お願いいたします。 30、31ページは、23款市債の関係でございます。20ページで御説明いたしました地方債補正の内容となりますので、御確認をいただきたいと思います。 最後に、この補正予算書の112ページ以降に給与費の明細書を掲載してございます。後ほど御確認をいただきたいと思います。 3月補正につきましての説明は、以上でございます。よろしく御審議いただきますよう、お願い申し上げます。 ○議長(黒河内浩君) それでは、続きまして城取保健福祉部長。     (保健福祉部長 城取 誠君登壇) ◎保健福祉部長(城取誠君) 同じく補正予算書の119ページをお願いします。 議案第15号「平成28年度伊那市国民健康保険特別会計第2回補正予算について」でございます。 今回の補正は第1条、歳入歳出予算の補正で、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1億4,249万円を減額し、総額を76億7,342万円とするもので、補正後の予算規模は前年同期比で0.8%の減となっております。 今回の補正は、内容の全てが決算に近づけるためのもので、職員異動等に伴う人件費の補正や広域電算業務負担金確定に伴う補正のほか、各種医療給付費の見込みに基づく補正をお願いし、それに伴う歳入の補正をお願いするものでありますので、内容につきましては後ほど御確認をいただきたいと思います。 また、国民健康保険特別会計における一般会計からの法定外繰入金でございますが、補正前の1億4,700万円から3,800万円ほど増額をし、1億8,500万円余としてあります。医療給付費の推移が、インフルエンザの流行等大変流動的で見込みにくいことから、幅をもって提示をしているところでございまして、給付が例年並みに推移をいたしますと、大幅な減額となると見込んでおります。 国民健康保険特別会計の補正予算説明は以上であります。 続きまして、149ページをお願いいたします。 149ページ、議案第16号「平成28年度伊那市国民健康保険直営診療所特別会計第2回補正予算について」であります。 今回の補正は第1条歳入歳出予算の補正で、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ833万円を減額し、総額を2億996万円とするもので、補正後の予算規模は前年同期比で13.3%の減となっております。 本会計につきましても、補正内容の全てが決算に近づけるものでございまして、歳出が職員異動に伴う人件費の補正、医療費の実績見込みに基づく減額など、また歳入は実績見込みに基づく減額などでございますので、内容につきましては後ほど御確認をいただきたいと思います。 続きまして、171ページをお願いいたします。 171ページ、議案第17号「平成28年度伊那市後期高齢者医療特別会計第1回補正予算について」でございます。 今回の補正は、第1条歳入歳出予算の補正で、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ236万円を追加し、総額を7億9,506万円とするもので、補正後の予算規模は前年同期比で3.6%の増となっております。 本会計につきましても、補正内容は全て決算に近づけるためのもので、歳出が職員異動等に伴う人件費の補正と後期高齢者医療広域連合納付金の確定に伴う増額等でございます。 また歳入は前年度繰越金と、一般会計繰入金で調整をしたものでございますので、詳細につきましては後ほど御確認をいただきたいと思います。 続きまして、193ページをお願いいたします。 193ページ、議案第18号「平成28年度伊那市介護保険特別会計第3回補正予算について」御説明をいたします。 第1条で歳入歳出予算の総額からそれぞれ8,895万円を減額し、総額を61億8,438万円とするものでございます。補正後の予算規模は、前年同期比で4.4%の増となっております。 介護保険特別会計につきましても、全てが決算に近づけるための補正でございまして、職員異動に伴う人件費の補正、広域電算業務の負担金確定に伴う補正のほか、各種介護給付費の見込みに基づく補正をお願いし、それに伴う歳入の補正をお願いするものでございます。内容につきましては、後ほど御確認をいただきたいと思います。 また、本会計に属します介護給付費準備基金でございますけれども、今回の補正で取り崩し額を当初から2,600万円余り減額をいたしまして、また、利子分を積み立て年度末残高1億2,700万円余りとなる見込みとなっております。 議案第15号から18号まで説明をさせていただきました。よろしく御審議賜りますよう、お願いいたします。 ○議長(黒河内浩君) 続きまして、廣瀬水道部長。     (水道部長 廣瀬宗保君登壇) ◎水道部長(廣瀬宗保君) それでは続いて補正予算書、229ページをお願いいたします。 議案第19号「平成28年度伊那市簡易水道事業特別会計第2回補正予算について」御説明を申し上げます。 今回の補正は、職員異動等による補正のほか、決算に近づけるための減額をお願いするものです。 第1条で歳入、歳出予算それぞれから3,663万円減額し、総額を3億5,502万円とするものであります。 第2条の地方債の補正については、2枚おめくりをいただきまして、232ページ、第2表のとおり簡易水道事業債と過疎対策事業債合わせて3,240万円減額するものでございます。 3枚おめくりをいただきまして、238ページをお願いいたします。 歳入でございますが、2款繰入金は一般会計からの繰入金で、起債の元利償還金の減、赤字補填分の減によるもの。5款市債は、事業費の減に伴う減額です。 おめくりいただき240ページ、歳出でございますが、1款1項総務費は職員異動等による人件費の補正。 おめくりいただきまして242ページ、2款1項建設改良費は職員異動等による人件費の補正のほか、入札差金等による工事請負費の減額。 おめくりいただきました244ページ、3款1項公債費は、起債の償還元金支払利息の確定による減額でございます。 続きまして、議案第20号について御説明を申し上げますので、251ページをお願いいたします。 251ページ、議案第20号「平成28年度伊那市水道事業会計第3回補正予算について」御説明を申し上げます。 本会計につきましても、職員異動等による補正のほか、決算に近づけるための補正をお願いするものでございます。 第2条は収益的収入及び支出で、収入を169万4,000円増額し、総額を16億8,249万4,000円とし、支出を138万4,000円減額し、総額を16億2,611万6,000円とするものです。 第3条の資本的収入及び支出は、収入を720万円減額し、総額5億6,270万円とし、おめくりいただきまして、支出を1,857万8,000円減額し、総額9億7,702万2,000円とするものです。 なお、収入不足額の補填財源につきましては、減災積立金を取り崩さず、当年度分の消費税資本的収支調整額、損益勘定留保資金を減額するということといたします。 第4条から第6条までは、それぞれ定めた額を減額するものでございます。 おめくりをいただきまして、254ページをお願いいたします。 収益的収入ですが、1款水道事業収益は、本年度実績見込みによる水道料金の増額等、おめくりいただきました256ページ、収益的支出ですが、職員の異動等に伴う人件費の補正と、決算見込み額による補正をお願いするものでございます。 2枚おめくりをいただきまして260ページ、3項1目固定資産売却損は、スマートフォン検針の変更により、不用となった従前の検針機器の売却に伴う損失の計上でございます。 おめくりいただきまして、262ページをお願いいたします。 資本的収入ですが、一番下、6項1目有形固定資産売却代金は、検針機器売却代金になります。 おめくりいただきまして264ページ、資本的支出でございますが、1款1項4目機械及び装置は、入札差金による減額でございます。 おめくりいただき、266ページをお願いいたします。 平成28年度の予定キャッシュフロー計算書でありますが、2行目の当年度純利益は8,665万5,000円を見込み、一番下の行、資金期末残高は期首より約1億2,000万円増加し、約6億5,000万円となる見込みです。 続きまして、議案第21号について御説明いたしますので、277ページをお願いいたします。 277ページ、議案第21号「平成28年度伊那市下水道事業会計第2回補正予算について」御説明を申し上げます。 本会計につきましても、職員異動等に伴う人件費の補正のほか、決算に近づけるための補正をお願いするものでございます。 第2条の業務の予定量の補正は、建設改良事業費の減額によるものです。 第3条、収益的収入及び支出は、収入を718万1,000円増額し、総額を30億2,198万1,000円とし、支出を704万7,000円減額し、総額を29億5,085万3,000円とするものです。 第4条は資本的収入及び支出ですが、収入を5,143万4,000円減額し、総額を22億9,246万6,000円とし、おめくりいただきまして、支出を9,065万7,000円減額し、総額を32億4,094万3,000円とするものです。収入不足額の補填財源について、消費税資本的収支調整額を減額し、損益勘定留保資金は過年度分を前年度決算に改め、当年度分を減額をいたします。 第5条から第7条までは、それぞれ定めた額を減額するものでございます。 280ページをお願いいたします。 収益的収入ですが、1款2項2目の他会計補助金の一般会計補助金は、人件費の補正等に伴う減額、3目長期前受け金戻入は、前年度に取得した固定資産とその財源の確定により増額するものです。 おめくりいただきまして、282ページは収益的支出ですが、いずれも職員の異動等に伴う人件費の補正と決算に近づけるための補正をお願いするものです。 4枚おめくりをいただきまして、290ページをお願いいたします。 資本的収入ですが、事業費の確定に伴い、下水道事業債、社会資本整備交付金を減額するものです。 おめくりいただき292ページ、資本的支出ですが、1款1項1目の施設整備費の9457事業、特環共通建設と次の公共共通建設の委託料は、国の社会資本整備交付金がつかなかったため、事業を先送りしたものでございます。なお、今後はストックマネジメントの計画を策定いたしまして、その策定が交付金の要件となっておりますので、対応してまいります。 3枚おめくりをいただきまして、298ページをお願いいたします。 予定キャッシュフロー計算書ですが、2行目の当年度純利益は、7,882万7,000円を見込み、一番下の行、資金期末残高は期首より9,400万円余り増加し、約12億1,000万円となる見込みです。 2枚おめくりをいただき、302ページから予定貸借対照表でございますが、303ページ、企業債でありますが、固定流動負債合計で約349億円となり、前年度決算より約8億3,000万円減少する見込みです。 以上、議案第19号から議案第21号まで御説明申し上げました。よろしく御審議を賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(黒河内浩君) では、続きまして田中長谷総合支所長。     (長谷総合支所長 田中博文君登壇) ◎長谷総合支所長(田中博文君) 補正予算書の311ページをお願いをいたします。 議案第22号「平成28年度伊那市自動車運送事業会計第1回補正予算について」御説明をいたします。 平成28年度の南アルプス林道バスは、4月25日から運行を開始いたしまして、11月15日までで運行を終了いたしました。運行日数は203.5日、期間中の延べ旅客数は4万9,387人、8月下旬から10月にかけまして天候不順により前年度に比べ、人数で4,370人、8.1%の減となりました。今回の補正は営業収益の確定と事業費の確定見込みなどから、決算に近づけるためお願いするものでございます。 第2条収益的収入及び支出では、収入について運賃収入等の減による営業収益140万円の減額、支出では運転費の減などによる営業費用の減額と、支払い消費税の増額による営業外費用が増額となり、予算上360万円の黒字を見込みます。 第3条では、資本的収入及び支出では、建設改良費の減額による資本的支出の予定額を210万円減額するものです。 第4条では、職員給与費の流用制限額を改めるものです。 補正の詳細につきまして御説明いたしますので、2枚おめくりをいただき314ページをお願いいたします。 最初に、収益的収入及び支出の収入でございます。 1款1項1目運送収益は、旅客数等の減により旅客、貨物合わせて140万円、2.2%の減額補正です。 おめくりをいただきまして、316ページの支出では、1款1項1目運転費は、給与改定、人件費の確定等による増額と燃料費の減額です。 2項5目の消費税及び地方消費税は、支払い消費税の増額でございます。 おめくりをいただきまして、218ページの資本的収支では、車両運搬具の事業用バス購入費の確定により、減額となります。 320ページ以降は、予定キャッシュフロー計算書、給与明細書と予定貸借対照表となりますが、ごらんいただきたいと思います。 以上が、平成28年度伊那市自動車運送事業会計第1回補正予算の内容でございます。よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(黒河内浩君) これより質疑に入ります。御質疑ございますか。     (「なし」と言う者あり) ○議長(黒河内浩君) 以上をもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第14号から議案第22号までの9案は、付託表のとおり所管の各委員会に付託いたします。 暫時休憩といたします。再開は午後13時15分といたします。 △休憩 午前11時25分 △再開 午後1時12分 ○議長(黒河内浩君) それでは、休憩前に引き続き、会議を再開いたします。--------------------------------------- △議案第23号 平成29年度伊那市一般会計予算について △議案第24号 平成29年度伊那市国民健康保険特別会計予算について △議案第25号 平成29年度伊那市国民健康保険直営診療所特別会計予算について △議案第26号 平成29年度伊那市後期高齢者医療特別会計予算について △議案第27号 平成29年度伊那市介護保険特別会計予算について △議案第28号 平成29年度伊那市営駐車場事業特別会計予算について △議案第29号 平成29年度伊那市公有財産管理活用事業特別会計予算について △議案第30号 平成29年度伊那市水道事業会計予算について △議案第31号 平成29年度伊那市下水道事業会計予算について △議案第32号 平成29年度伊那市自動車運送事業会計予算について--------------------------------------- ○議長(黒河内浩君) 日程第11、議案第23号「平成29年度伊那市一般会計予算について」から、議案第32号「平成29年度伊那市自動車運送事業会計予算について」までの10案を一括議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 原総務部長。     (総務部長 原 武志君登壇) ◎総務部長(原武志君) それでは、クリーム色の平成29年度伊那市予算書、それから別冊になりますけれど、主要事業の概要、2冊を御用意いただきたいと思います。 最初に予算書のほうでございますけれども、平成29年度伊那市一般会計予算について御説明をさせていただきます。 第1条ですが、歳入歳出予算の総額をそれぞれ335億400万円とするものでございます。平成29年度予算は、平成28年3月31日に策定をいたしました伊那市民憲章の前文にございます「暮らしやすく、平和で希望にみちた伊那市の創造」を念頭に編成をいたしました。 予算の規模は、前年度当初予算と比較しまして3.0%、9億6,900万円の増加となっております。 次に、第2条は継続費、第3条は債務負担行為、第4条は地方債でございますが、内容につきましては後ほど御説明をいたします。 第5条は、一時借入金で、借入金の最高額を40億円とするもの。 第6条は、歳出予算の流用の例外規定を定めるものでございます。 恐れ入りますが、6ページをお願いいたします。 6ページは、第2表継続費となります。9款消防費の防災コミュニティセンター建設事業につきまして、総額を4億9,882万4,000円とし、期間は平成29年度から30年度の2カ年で、年割額につきましてはごらんのとおりであります。 右のページ、7ページでありますが、第3表、債務負担行為です。一段目の路線バスの更新につきましては、長谷地区で運行しております循環バスの老朽化に伴いまして、バス車両の更新を予定しておりますが、発注から納品までに1年以上の期間を要することから、債務負担をお願いするものでございます。 2段目の農業者育成資金利子補給金から、5段目の工場等設置事業補助金につきましては、支出が複数年度にわたる補助金や補給金につきまして、債務負担行為をお願いするもので、現時点では金額が確定しておりませんので、現年度額につきましては、交付要綱に定める額としてございます。 その下の産業用地取得補助金でありますが、これまでに売却しました産業用地につきまして、既に確定をしております金額を限度額として債務負担行為をお願いするものでございます。 さらにその下の河川台帳整備事業は、平成29年度から32年度の4年間で事業を実施するため、平成30年度以降の事業費を限度額とするもの。さらに、一番下の市営住宅の関係につきましては、限度額につきまして毎年の年度協定において定める額の総額として、それぞれ債務負担行為をお願いするものでございます。 おめくりをいただき、8ページをお願いいたします。 8ページは、第4表地方債です。最初の合併特例事業につきましては、防災コミュニティセンターの建設のほか、高遠保育園や環状南線、新鷹岩トンネルの整備などに対するもの、次の過疎対策事業につきましては、地域公共バスの購入や、南アルプス村の整備、小豆坂トンネルの改修、進徳館の耐震補強などのハード事業のほか、医師確保対策としまして国保直診会計へ繰り出すなどのソフト事業に対するものであります。 次の公共事業等につきましては道路整備に、その下の緊急防災減債事業については消防施設等の整備に対するもの、一番下の臨時財政対策につきましては、地方交付税におけます国税の収入不足に対する財源振替分となります。 市債総額では、32億6,790万円を発行する見込みでございます。 続いて歳入について御説明いたします。18ページ、19ページまでお進みいただきたいと思います。 18ページは歳入でございますが、一般財源を中心に説明をさせていただきます。 まず、1款1項市民税のうち、1目の個人市民税ですが、給与・賃金の上昇を見込みまして1.1%、3,510万円の増、2項1目の固定資産税につきましては、家屋や償却資産の伸びによりまして、前年度比2.3%の増額をそれぞれ見込みました。 おめくりいただきまして、20ページお願いいたします。 20、21ページの中段になりますけれども、6款地方消費税交付金につきましては、本年度決算見込みから6,000万円の減額を見込みます。 それから一番下の12款地方交付税につきましては、おめくりをいただきまして22、23ページをお願いいたします。一番上になりますが、1項1目地方交付税ですが、合併特例による優遇措置の縮小と交付税算定方法の見直しなど、総合的に勘案をいたしまして、1,600万円余の減額を見込みました。 22ページの14款以降につきましては、主に特定の事業にかかわります財源となる歳入でありますので、ごらんをいただきたいと思います。 お手数ですが、38、39ページまでお進みいただきたいと思います。 39ページの中ほどになりますが、19款寄附金の1項2目総務費寄附金のふるさと寄附金につきましては、平成28年度当初予算額と同額の6億円を見込んでおります。 中段より下の20款繰入金につきましては、2項基金繰入金の1目財政調整基金繰入金は、南箕輪村の住宅団地におけます埋設焼却灰の撤去負担金等に対する財源とするもの、それから三つ下になりますが、老人保健福祉施設建設基金はJA長野厚生連西箕輪診療所整備に対して行います補助金に、基金を充当するもの。それから14目ふるさと応援基金繰入金は、ふるさと寄附を29年度の事業に充当するために取り崩しをお願いするものでございます。 一番下の18目まちづくり基金につきましては、新たに設置します公有財産管理活用事業特別会計に繰り出すほか、移住定住事業に充てるものでございます。 40ページ、お願いいたします。 40、41ページの19目ごみ処理施設整備基金繰入金は、上伊那広域の中間ごみ処理施設建設負担金に充当するものです。 それから、一番下の22款5項1目雑入でございますが、41ページ2節総務費雑入の中で、定住自立圏連携協定に基づきます他町村からの負担金が増加しておりますので、お願いいたします。 2枚おめくりいただきまして、44、45ページお願いいたします。 44ページの中段より少し下でありますが、23款市債につきましては、先ほど8ページの地方債で説明させていただきました内容となります。前年度比、当初予算との比較では0.4%の減であります。 歳入につきましては、以上であります。 続いて、歳出につきまして御説明いたします。別冊の白い表紙、平成29年度主要事業の概要で御説明させていただきます。表紙をおめくりいただきまして、目次をごらんいただきたいと思います。 平成29年度主要事業の概要の目次でございますが、下の囲みにございますように、新規事業につきましては星印、充実事業につきましては二重丸を表記させていただいております。本日は新規事業を中心に説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。 めくっていただきまして、3ページお願いいたします。 3ページは、議会費であります。(5)では、新宿区、知立市議会との交流を今まで以上に充実させてまいりたいと考えております。 おめくりをいただきまして、4ページお願いいたします。 4ページ以降は、総務費の関係となります。最初の総務一般事務では、(3)で新たに長野県との間で行います人事交流にかかる負担金を、(5)では、復興に取り組む気仙沼市にサクラの苗木を送り、応援するものであります。 4ページの下段の職員研修では、(8)でいよいよ本格的に取り組みとなります箕輪町、南箕輪村との定住自立圏事業におけます職員の合同研修事業費を計上させていただいております。それから、(9)のその他研修では、新たに二つの研修を実施する予定でございます。 5ページは、ごらんをいただきたいと思います。6ページお願いいたします。 6ページの防災対策では、(8)で原子力災害に備えるため、安定ヨウ素剤の備蓄を、また(9)では、災害時の職員用食料などの備蓄をそれぞれ実施してまいります。 そのほかはごらんをいただきまして、9ページをお願いいたします。 9ページの上段になりますが、庁舎管理では(4)から(6)におきまして、会計課と金融機関周辺の改修や、本庁舎の一部照明のLED化工事、5階会議室の内装の木質化工事につきまして、予算化をさせていただきました。 その下の財産管理では、(2)で29年度に新設いたします公有財産管理活用事業特別会計に、まちづくり基金を財源として所要額を繰り出すものでありますので、よろしくお願いいたします。 10ページをお願いいたします。 10ページ、一番上の友好都市交流では、(2)の新宿区との交流の充実を図りますため、伊那市産の花や給食食材の提供、ジオ定規の配布を予定しております。その下の企画事業ですけれども、(2)でJR東海によります沢渡駅の改修工事に合わせた周辺整備の検討や、(4)では新規事業を円滑に推進するための民間企業からの人材派遣費用を、それぞれ計上させていただいております。 一番下の新産業技術推進では、(3)で国の交付金を活用しましたドローンによる物流配送実証イベントに係る経費を計上させていただいております。 右のページ、11ページの中段になりますが、交通対策事業では、(2)で地域公共交通のバス車両2台の更新費用を、(4)では伊那市、南箕輪村、箕輪町を縦断しますバス路線と、市街地循環バスの内回り便の実証運行に係る経費を計上しております。 12ページをお願いいたします。 12ページでは、中段の結婚推進事業でありますけれど、本年度までは社会福祉課所管の事業でしたが、平成29年度からは人口増や移住定住政策と連携して推進するため、地域創造課が所管としております。 (1)にございますように、助成のための新たなセミナーの開催などに引き続き取り組んでまいります。 そのほかはごらんをいただきたいと思います。 14ページ、お願いいたします。 14ページの下段の情報管理事業でありますけれど、(5)で情報セキュリティー強化のため、長野県情報セキュリティクラウドに参加するための負担金を計上してございます。 15ページ以降の第2項徴税費、第3項戸籍住民基本台帳費につきましては、御確認をいただきたいと思います。 2枚おめくりをいただきまして、18ページお願いいたします。 18ページは、上段で平成30年度に予定されております市長選挙と市議会議員選挙の事務に係る経費を、下段では平成29年度に予定されております二つの地域の土地改良区総代選挙の執行に係る経費を、それぞれ計上するものでございます。 19ページをごらんいただきまして、21ページお願いいたします。 21ページからは、3款の民生費の関係となります。このページはごらんをいただきたいと思います。 おめくりいただいて、23ページお願いいたします。 23ページでは、3段目の高齢者福祉施設整備の(1)におきまして、認知症対応型共同生活介護施設など2カ所の整備に補助を行います。 めくっていただきまして、24ページお願いいたします。 24ページは下段になりますけれど、日常生活用具給付事業におきまして、障害者の日常生活用具に新たに「人工内耳音声信号処理装置」を加えます。 そのほかはごらんいただき、27ページをお願いいたします。 27ページの在宅高齢者日常生活支援事業では、下段の(4)になりますが、高齢者いきいき健康券交付事業におきまして、利用範囲を筋力アップ教室などにも使用可能といたします。 29ページ、お願いいたします。 29ページの一番上の敬老事業でございますけれど、(2)の敬老会事業におきまして、平成28年度は敬老会への出席者数に応じた補助金としておりましたが、新年度からは75歳以上の総人数に応じた補助金を交付するように改めます。 また、このページの一番下になりますが、成年後見センター事業につきましては、これまで介護保険特別会計における事業から、一般会計に移動しておりますので、お願いをいたします。 31ページ、お願いいたします。 31ページの2段目になりますが、児童福祉総務の(5)では、移住希望者や市内の中高校生に視聴してただくため、伊那市の子育てにつきましてわかりやすく紹介する映像の作成を計画しております。 33ページ、お願いいたします。 33ページでは、上段の母子父子福祉におきまして、(3)のひとり親家庭への支援としまして、新たにひとり親家庭が児童扶養手当の支給月以外に生活資金を借りられる貸付制度を新設をいたします。 また下段の、子育て支援センター事業では、新たに西箕輪子育て支援センターを開設するとともに、センターの使用料は無料といたします。 34ページ、お願いいたします。 34ページの一番上になりますが、私立保育園・幼稚園事業では、伊那中央病院の敷地内に設置します病児・病後児保育施設の建設に対しまして工事費を負担いたします。 それから、一番下の保育園運営では、(10)にございますように、従来の伊那市独自の保育料軽減策に加えまして、平成29年度からは第3子以降の保育料につきまして無料といたします。なお、保育料の軽減策には、ふるさと応援基金を充当させていただいております。 37ページをお願いいたします。 37ページからは、衛生費の関係となります。保健衛生総務では、(3)で民間病院の移転改築費用に、(4)でJA長野厚生連の西箕輪診療所建設に、それぞれ地域医療の充実と推進を図るための補助を行います。 39ページ、お願いいたします。 右のページ、39ページの一番上になりますが、健康診査事業の(14)におきまして、節目年齢者を対象に歯科検診を実施いたします。 その下の母子保健の(2)では、乳児期においても検診が受けられます受診券の交付に係る費用を計上させていただいております。 40ページをお願いいたします。 40ページ中ほどになりますが、環境保全の(4)では、長谷黒川のブッドレアなど外来植物の駆除や増殖防止に関する調査・研究を委託するものであります。 右のページ、41ページ下段の火葬場事業では、非常用発電機の設置を予定しております。 42ページ、お願いいたします。 42、43ページでありますが、中央行政組合の負担金や水道事業会計への補助金、国保や後期高齢者会計などへの繰り出し金など、それぞれの会計への繰り出しを行うものでありますので、ごらんをいただきたいと思います。 44ページ、お願いいたします。 44ページの一番上、清掃総務では、(1)の上伊那広域連合負担金には新ごみ中間処理施設に対する負担金など、(2)の伊那中央行政組合負担金には、南箕輪村の住宅団地焼却灰撤去の負担金などを、それぞれ計上してございます。 右のページ、45ページの下段になりますが、最終処分場の(1)では、横山最終処分場の廃止に向けまして、埋立覆土や外周フェンスの整備費用を計上してありますので、お願いいたします。 46ページをお願いいたします。 46ページは、労働費の雇用対策事業であります。ごらんをいただきたいと思います。右のページ、47ページからは、農林水産業費となります。このページについてはごらんをいただきまして、48ページ、お願いいたします。 48ページの農業総務では、(3)の星印でありますけども、新たな地域おこし協力隊事業としまして、ミレットマイスター事業を立ち上げます。 それから、49ページの下段になりますが、特産振興の(3)であります。連携協定を締結いたしました東京農業大学との伊那産農産物の振興に取り組みます。 50ページをお願いいたします。 50、51ページの事業につきましては、引き続き新規就農や地域住民による農業施設の維持管理の促進、地元要望の高い水路・農道の整備に対応します予算を計上してございます。ごらんをいただきたいと思います。 53ページ、お願いいたします。 53ページの上段になりますが、農業公園管理運営事業では、(2)で新たな地域おこし協力隊事業としまして、みはらしファーム周辺にマウンテンバイクコースを設置しまして、新たな誘客を図ります。 それから(4)では、道の駅南アルプスむらの駐車場拡張等に取り組みます。 54ページをお願いいたします。 54ページでは、中段の地域環境保全林整備特別対策事業の(4)でありますが、ますみヶ丘平地林の一部を購入するもので、その下の森林環境整備事業の(3)人材育成&ネットワークづくり協議会は、「木のある文化」をテーマに大学生を対象としましたサマースクールを開催する事業であります。 56ページをお願いいたします。 56ページの上段、私有林管理の(2)でありますが、長谷鹿嶺高原におきまして、伐期にあります森林の伐採などを企業版ふるさと納税制度を活用して実施し、鹿嶺高原の森林づくりを推進するもの。 それから(4)は、官行造林地の契約満了に伴いまして、国の持ち分を買い取るものでございます。 その下の地域材利用促進対策事業では、バイオマスエネルギーの活用や地域材の利活用を占めてまいります。 58ページをお願いいたします。 58ページからは、商工費に関連する事業となります。商工総務事業では一番下になりますが、クリエイティブ産業等設置支援事業補助金を新設いたします。市内におけるデザイン業やITサービス業などの事業所や、サテライトオフィスの設置費用などに対して、支援をしてまいります。 そのほかはごらんをいただきまして、61ページお願いいたします。 61ページの産業立地では、産業用地のインフラ整備や用地取得に対する支援の取り組みを進めまして、新たな誘致に結びつける事業を盛り込んでおります。 62ページ、お願いいたします。 62ページでは、上段の観光企画の(3)でありますが、新たな地域おこし協力隊事業としまして、ジオ・エコの一層の推進と狩猟資源の活用を図ってまいります。 それから、右のページ63ページですが、2段目の温泉施設管理におきまして、(2)は、みはらしの湯のボイラーをペレットボイラーに更新するもの、(4)は入浴料金の値下げ分の補助を計上するものでございます。 その下の高遠城址公園の公園管理の(3)でありますが、城址公園の観光客の利便性を図りますため、新たな城址公園の整備を行うものでございます。 64ページ、お願いいたします。 64ページでは、2段目のローズガーデン管理におきまして、開設10周年事業や案内板の設置を予定しております。 それから右のページ、65ページからは、土木費の関係となります。2段目の道路河川管理の(4)では、幹線道路全ての街灯のLED化の早期実施に向けまして、事業費を充実するとともに、(5)では県の合併特例交付金を活用しまして、河川台帳を作成してまいります。 66ページ、お願いいたします。 66、67ページにつきましては、道路の維持補修や改良に必要な経費を計上してございます。一般道路改良や舗装改良など地元要望の高い事業につきましては、例年の事業費に上乗せをして予算を計上してございます。 68ページをお願いいたします。 68ページでは、中ほどのスマートインター事業で、本年9月供用開始予定の小黒川パーキングのスマートインターチェンジの整備費を計上してございます。 それから、69ページの一番下になりますが、景観行政推進事業では(4)におきまして、小黒川のスマートインターチェンジの出入り口付近と、高遠町公共施設周辺の誘導看板につきまして、統一したモデルでの整備を予定しております。 70ページ、お願いいたします。 70ページ一番上の環状南線でありますが、平成32年度の完成を目指しまして、引き続き整備を行うものでございます。 中段の下水道事業の(2)では、資本的収支補填財源不足の対策や、下水道使用料の値上げ抑制のため一般会計からの出資金を1億円増額して2億円といたします。 71ページでは、下から2段目の公営住宅建設事業におきまして、若宮団地の建てかえに向けまして、再生団地計画の策定や測量、地質調査などに取り組みをいたします。 72ページ、お願いいたします。 72ページからは、消防費の関係となります。中段の消防団運営では、消防団員の安全確保に向けて防火衣などを整備を行います。 右のページ、73ページでは2段目の防災施設整備事業におきまして、消防団詰所の建設にかかる費用を計上しております。 それから、下段の防災施設管理では、(2)で防災コミュニティセンターの建設費用を、(3)では防災行政無線を指定避難所となる小中学校を中心に、配置転換する費用などを計上してございます。 74ページ、お願いいたします。 74ページからは教育費の関係となります。このページについては、ごらんをいただきまして、77ページをお願いいたします。 右のページ、77ページの一番下になりますが、小学校要保護・準要保護児童援助におきまして、学校給食費や入学学用品費、修学旅行費などの単価を増額してございます。これにつきましては、中学校も同様に見直しをしてございますので、お願いいたします。 78ページ、お願いいたします。 78ページ下段になりますが小学校改修では、平成29年度に予定しております小学校施設の改修の内容を列記してございますが、多くの学校で照明のLED化を含めた改修を進める予定でございます。 右のページ、79ページの中段になりますが、中学校運営事業では(9)で、平成29年度は春富中学校におきまして、企業の御参加を得ながら、中学生が地元の企業を知り、体験するイベントを開催を予定しております。 81ページ、お願いいたします。 右のページ、81ページの上段でありますが、中学校情報教育推進事業では、3の情報教育機器の整備に記載してございますように、教育の情報化を推進するとともに、ふるさと応援基金を活用しながら、各種のICT機器の整備を進めてまいります。 82ページ、お願いいたします。 82ページ上段になりますが、中学校改修につきましては内容を御確認いただきたいと思います。 右のページ、83ページの中段の文化振興事業では、第31回伊澤修二記念音楽祭を開催する中で、高遠ばやしなどの邦楽指導や、若手音楽家の活用事業などに新たに取り組みます。 85ページをお願いいたします。 85ページの中段になりますが、図書館事業の(5)におきまして、市立図書館の外壁の改修工事を予定しております。 86ページ、お願いいたします。 86ページ一番下になりますが、学童クラブでは(2)の施設整備としまして、西箕輪小の学童クラブを新たに整備するとともに、旧施設につきましては解体する予定であります。 右のページ、87ページの一番上になりますが、文化財保護事業では(5)は東春近の老松場古墳の測量調査を関西大学考古学研究室に委託するもの。(6)は神子柴石器のレプリカを南箕輪村と共同で作成するもの。(7)は、高遠石工の映像を記録し、情報を発信するものでございます。 また、下から2番目になりますが、史跡高遠城址整備事業では、進徳館の耐震補強工事を予定しております。 88ページをお願いいたします。 88ページの2段目の美術館事業ですが、(5)で収蔵庫増築のための実施設計に係る予算を、また(6)では美術系の大学生に伊那市に滞在していただきまして、市内小中学校でのワークショップや作品の制作、展覧会開催などの予算をそれぞれ計上しておりますので、お願いいたします。 90ページをお願いいたします。 90ページでは、中段の大会費になりますが、(5)におきまして本年度に引き続き春の高校伊那駅伝のBSによる全国放送を行うとともに、(8)では、全国大会レベルのソフトボール大会の開催を支援してまいります。 右のページ、91ページでは中段の体育施設整備事業におきまして、屋内野球練習場の新設などの施設の充実に取り組みます。 92ページ、お願いいたします。 92ページの上段、給食施設整備では、伊那北小学校の給食施設のペレットボイラーの設置や、伊那西小学校の多目的施設建設に伴います備品などの購入を行います。 93ページもごらんいただきまして、94、95ページをお願いいたします。 94ページの公債費でありますが、長期債の償還元金と利子、一時借入金の利子を計上するものであります。 以上、平成29年度伊那市一般会計予算につきまして、御説明をいたしました。よろしく御審議をいただきますよう、お願いいたします。 ○議長(黒河内浩君) 続きまして、城取保健福祉部長。     (保健福祉部長 城取 誠君登壇) ◎保健福祉部長(城取誠君) 特別会計につきましては、紫色の表紙の特別会計企業会計予算書、それから平成29年度主要事業の概要の2冊で御説明をさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。 最初に、特別会計予算書の3ページをお願いいたします。 議案第24号「平成29年度伊那市国民健康保険特別会計予算について」御説明をいたします。 第1条は、歳入、歳出予算の総額を、歳入、歳出それぞれ77億730万円とするもので、予算規模は前年度比で0.8%、6,270万円の減となります。 第2条は、一時借入の最高額を9億円と定めるものであります。被保険者の加入状況でございますが、一般被保険者は1万5,519人で1.7%の減。退職被保険者は426人で47.4%の減を見込んでおります。 予算の内容につきまして歳入から御説明をいたしますので、12ページをお願いいたします。 12ページ、歳入でございます。1款の国民健康保険税は前年度予算比で2.1%の減を見込んでおります。2款使用料及び手数料は、国保税の督促手数料で、3款の国庫支出金につきましては、右側の説明欄にございますように国庫負担率32%などのルール分による国の負担金、補助金であります。 おめくりをいただき、4款県支出金、5款療養給付費交付金もそれぞれルール分を見込んだもの、一番下の6款1項1目共同事業交付金につきましては、都道府県単位で医療費負担を調整する交付金で、おめくりをいただきまして、16ページの7款前期高齢者交付金は、65歳から74歳までの被保険者分に対する交付金、9款繰入金は一般会計からのルール分と、2節一般会計繰入金の細節5、その他一般会計繰入金では、1億440万円を法定外繰り入れとして繰り入れるものでございます。 中段の11款諸収入は、滞納保険税に対する延滞金や出産資金貸付金返還金、第三者納付金などが主なものでございます。 歳入は以上でございます。 続いて歳出について御説明を申し上げますので、別冊の主要事業の概要96ページをお願いいたします。 96ページから次のページの2段目までは総務費で、職員人件費や国保連合会への負担金、賦課徴収費が主なものでございます。 97ページの3段目、一般被保険者療養給付費から102ページまでは、一般被保険者と退職被保険者などにかかる療養給付費や高額療養費などの保険給付費でございますが、このうち97ページの3段目でございますが、一般被保険者療養給付費につきましては、本年度の決算見込みを勘案する中で、一般被保険者分前年度比1.9%の減、おめくりをいただき、98ページ上段の退職被保険者分は40.6%の減を見込みました。 おめくりをいただきまして、100ページの上段、一般被保険者の高額療養費は2.0%の増、その下の退職被保険者高額療養費は54.3%の減をそれぞれ見込んでおります。 右側101ページ、2段目の出産育児一時金及び葬祭費は、前年度と同件数を見込んでおります。 おめくりをいただきまして、102ページの2段目、3款1項1目後期高齢者支援金は、後期高齢者医療費の40%相当分を、また次の事務費拠出金は運営に必要な事務費を、それぞれ社会保険診療報酬支払基金に支払うものでございます。 右側103ページの4款前期高齢者納付金等は、65歳から74歳までの高齢者の加入割合に応じて、全ての保険者が案分して負担する納付金と事務費でございます。 その下の5款、老人保健拠出金は、老人保健特別会計の精算に必要な事務費でございます。 おめくりをいただき、104ページの介護納付金は、介護保険事業に係る2号被保険者保険料の支払基金への納付金、次の7款共同事業拠出金は、各市町村が負担金を拠出して、高額医療費共同事業、保険財政共同安定化事業を共同して運営し、国保財政の安定化を図るものでございます。 右側105ページの8款保険事業費は、市が実施する保健予防事業等に係る費用で、生活習慣の見直しを動機づけて、生活習慣病を予防する取り組みを実施してまいります。 おめくりをいただき、106ページの8款2項1目、特定健康診査等事業では、各保険者に義務化されております特定検診、特定保健指導につきまして、引き続き受診率の向上に重点的に取り組んでまいります。 10款公債費から107ページの12款予備費までは、従来とほぼ同様の内容でございますのでごらんをいただきたいと思います。 国民健康保険特別会計予算につきましては、以上でございます。 続きまして、予算書にお戻りいただき、57ページをお願いいたします。 予算書57ページ、議案第25号「平成29年度伊那市国民健康保険直営診療所特別会計予算について」御説明をいたします。 第1条は、歳入、歳出予算の総額を、歳入、歳出それぞれ2億1,590万円とするもので、予算規模は前年度比で1.0%、220万円の減となっております。 予算の内容につきまして歳入から御説明をいたします。66ページをお願いいたします。 66ページ、歳入でございます。1款は診療収入で国保、社保等の診療報酬と一部負担金などにつきまして本年度の患者数等の実績を勘案し、減額を見込んだところでございます。 2款使用料及び手数料は、診断書などの文書作成収入や鍼灸治療所の使用料。 3款繰入金は、一般会計と国保特別会計からの繰り出し基準分などに基づく繰入金でございます。 4款諸収入は、学校医報酬、介護認定審査会報酬などの診療外収入、6款のサービス収入は居宅療養管理指導などの収入を見込んだものであります。 歳入は以上であります。 続きまして歳出について御説明をいたします。 別冊の主要事業概要の108ページをお願いいたします。 108ページ、1段目の一般管理は、4診療所の職員人件費と施設を運営するための管理費、2段目の医業費は、診療に必要な医薬材料費や医療機器の修繕費用などでございます。 右側109ページの施設整備は、診療所の施設修繕と医療機器の更新費用など、その下の長期債元金と利子は、各診療所の施設整備等に係る元利償還金であります。 おめくりをいただきまして、110ページの鍼灸治療所は、予防医療の向上と住民の健康増進につなげるための鍼灸治療所運営の費用でございます。 直営診療所特別会計予算につきましては、以上でございます。 続きまして、予算書の89ページにお戻りをいただきたいと思います。 89ページ、議案第26号「平成29年度伊那市後期高齢者医療特別会計予算について」御説明をいたします。 第1条は、歳入、歳出予算の総額を歳入、歳出それぞれ7億8,960万円とするもので、予算規模は前年度比で0.4%、310万円の減となっております。 予算の内容につきまして、歳入から御説明をいたします。98ページをお願いいたします。 98ページ、歳入でございます。 1款後期高齢者医療保険料は、伊那市の被保険者に係る保険料で、前年度とほぼ同額を見込んでおります。 2款は手数料で督促にかかるもの、4款繰入金は、一般会計からの繰り入れで、事務費と低所得者の保険料減額分に対する保険基盤安定繰入金を見込むもの。また、6款諸収入は、延滞金及び広域連合からの過年度分の保険料還付を見込むものであります。 歳入は以上であります。 歳出について御説明を申し上げますので、主要事業の概要の111ページをお願いいたします。 111ページ、歳出でございますが、後期高齢者医療制度は長野県後期高齢者医療広域連合が実施主体でありまして、申請などの窓口業務、保険料の徴収などが市町村事務となっております。 1段目、2段目は総務費で、職員の人件費や保険料の徴収に関する費用、3段目の広域連合納付金は徴収した保険料と保険料を軽減するための負担金で、いずれも広域連合への納付金となります。なお、被保険者数は前年度比113人増の1万1,331人を見込んだところであります。 一番下の保険料還付は、過年度に係る還付金であります。 後期高齢者医療特別会計予算は以上でございます。 続きまして、予算書にお戻りいただき、113ページをお願いいたします。 議案第27号「平成29年度伊那市介護保険特別会計予算について」御説明をいたします。 第1条は、歳入、歳出予算の総額を、歳入、歳出それぞれ63億5,860万円とするものでございます。予算規模は前年度当初予算と比較をいたしまして2.0%、1億2,570万円の増となっております。 第2条は、一時借入金の最高額を1億円と定めるもの。 第3条は、歳出予算の流用について定めるものでございます。 平成29年度は、第6期介護保険事業計画期間の最終年度となります。65歳以上の被保険者数を2万580人、介護認定者を3,303人と見込み、予算を編成をいたしました。 歳入から御説明をいたしますので、予算書の122ページをお願いいたします。 122ページ、歳入であります。1款保険料は、65歳以上の第1号被保険者に納めていただく介護保険料。 3款使用料及び手数料は、保険料の督促手数料。 4款国庫支出金は、介護給付費や地域支援事業費等に対するルール分の国の負担金及び交付金を見込んだものでございます。 5款支払い基金交付金は、40歳から64歳までの第2号被保険者の保険料につきまして、社会保険診療報酬支払基金から交付されるもの。 6款県支出金は、介護給付費や地域支援事業費に対するルール分の県の負担金、及び補助金を見込んだものであります。 おめくりをいただきまして、124ページをお願いいたします。 8款サービス収入は、介護予防サービスの利用に係る計画作成に伴う介護報酬。 10款繰入金は、一般会計からの介護給付費等に対するルール分の繰り入れ、及び職員人件費等の事務費に係る繰り入れでございます。 12款諸収入は、在宅サービス等の利用に伴う個人負担金でございます。 歳入につきましては、以上でございます。 続いて、歳出につきまして御説明をいたしますので、主要事業の概要の112ページをお願いいたします。 112ページ、一般管理費は職員人件費等の一般事務費、賦課徴収費は介護保険料の賦課徴収に係る事務費、介護認定調査等は認定調査に係る経費でございます。 113ページの趣旨普及は、介護保険制度の趣旨を広く市民に理解していただくための経費でございます。平成29年度は第7期介護保険事業計画・高齢者福祉計画を策定する年に当たりますので、関係する予算を計上をしてございます。 下段の居宅介護サービスから、おめくりをいただきまして、114ページ下段の地域密着型介護サービス給付までは、要介護認定者に対する居宅介護サービス等の給付費でございますが、本年度の決算見込み等を勘案をし、6事業の合計で前年度比1.7%の増を見込んでおります。 115ページの施設介護サービス給付は、特別養護老人ホームなどの施設入所に係る給付費でございますが、決算見込み等を勘案し前年度比2.1%の増を見込んでおります。 その下の介護予防サービス給付から、地域密着型介護予防サービス給付までの6事業につきましては、要支援認定者に対する居宅サービス等給付費でございますが、介護予防サービス給付のうち介護予防、訪問介護、ホームヘルプサービスと介護予防通所介護、デイサービスの二つのサービスにつきましては、本年4月からこれまでのような全国一律の介護予防給付でなく、それぞれの市町村が実施する新しい総合事業の中の訪問型サービス、及び通所型サービスに移行することになるため、こちらは6事業の合計で前年度比41.4%の減を見込んでおります。新しい総合事業につきましては、後ほど御説明をいたします。 おめくりをいただきまして、116ページ審査支払い手数料は、介護報酬の審査支払業務に対し国保連合会へ支払う手数料、高額介護サービス及びその下の高額医療合算介護サービスは、介護保険サービス利用の際の個人負担額が高額とならないよう、負担の軽減を図るための給付費でございます。 117ページの訪問型サービス及び通所型サービスにつきましては、本年4月から開始する新しい総合事業に関する予算であります。訪問型、通所型ともにサービスの種類はこれまでと同様に、介護保険事業所が実施する現行と同等のサービスである介護相当サービスのほか、緩和した基準により市が指定する多様な主体が実施するサービスA、地域住民が主体となり提供するサービスB、市の保健師や理学療法士とが短期集中的に行うサービスCの実施をそれぞれ予定をしております。これらの新しいサービスの利用につきましては、要支援認定を受けた方に加えまして、要介護認定の手続を行わなくても、簡易な判定方法であります基本チェックリストにおいて、対象者と判定された方につきましても利用が可能となるものでございます。 おめくりをいただき118ページ、介護予防ケアマネジメントにつきましては、先ほどの新しいサービスのみを利用する方に対するケアプラン作成に係る経費でございます。 その下の一般介護予防事業は、従来の1次予防事業と、2次予防事業にかわり新しい総合事業の中で65歳以上の全ての高齢者を対象とした介護予防事業として位置づけられた事業になります。内容につきましては、脳いきいき教室や筋力アップ教室など、これまで実施してきた事業を継続して行うものでございます。 119ページの包括的支援は、地域包括支援センターの専門職等により、高齢者の相談支援を包括的に行うものでございます。 その下の在宅医療介護連携推進では、他職種により構成する伊那市在宅医療・介護連携推進協議会を中心として、一層の連携推進を図ってまいります。 地域ケア会議推進は、地域包括ケアシステムの構築に向け、個別事例や地域ごとのケア会議を行っていくものでございます。 一番下の生活支援体制整備では、生活支援コーディネーターを充実し、地域における生活支援サービス提供体制の構築等を図るものでございます。 おめくりをいただきまして120ページ、認知症総合支援では認知症初期集中支援チームの運営など、認知症の人やその家族の支援を、下段の家族介護支援では、介護による家族の負担を軽減するための事業を実施してまいります。 121ページの成年後見制度利用支援は、認知症高齢者等の権利擁護のための事業、下段の地域自立生活支援では、シルバーハウジングにおける生活援助や配食サービス等により、高齢者が地域で自立して生活できるよう支援してまいります。 おめくりをいただきまして122ページ、審査支払手数料は新しい総合事業に関する請求の審査支払業務に対し、国保連合会に支払う手数料でございます。 下段の指定介護予防支援は、介護予防サービス利用のケアマネジメント業務に関する人件費、及び委託料でございます。 123ページは、一時借入金の利子、過年度分の介護保険料還付金、予備費を計上いたしました。 議案第24号から27号まで御説明をさせていただきました。よろしく御審議を賜りますよう、お願いいたします。 ○議長(黒河内浩君) 続きまして、山崎建設部長。     (建設部長 山崎大行君登壇) ◎建設部長(山崎大行君) 議案第28号「平成29年度伊那市営駐車場事業特別会計予算について」御説明を申し上げますので、特別会計予算書の165ページをお願いいたします。 平成29年度伊那市営駐車場事業特別会計予算でございます。この会計は、伊那市駅前他6駐車場の管理、運営を行うための会計でありまして、第1条で、歳入、歳出予算の総額をそれぞれ2,200万円と定めるものでございます。 次に、詳細について御説明いたしますので、176ページをお願いいたします。 176ページ、歳出でございます。 1款経営管理費、1項1目の一般管理費は駐車場の維持管理に要するもので、指定管理者負担に属さない費用の計上でございます。 177ページ、経営管理の15節工事請負費は、再開発ビル駐車場の自動精算機更新工事が主なものでございます。19節負担金は、再開発ビル駐車場の共益費が主なもので、28節繰り出し金は一般会計への繰り出し金でございます。 次に、歳入につきまして御説明申し上げますので、恐れ入りますが1ページお戻りいただき、174ページをお願いいたします。 174ページ、歳入でございます。 5款1項1目の雑入は指定管理者からの納付金でございます。 以上、平成29年度伊那市営駐車場事業特別会計予算について、御説明を申し上げました。よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(黒河内浩君) 続きまして、原総務部長。     (総務部長 原 武志君登壇) ◎総務部長(原武志君) それでは、予算書の183ページをお願いいたします。 議案第29号「平成29年度伊那市公有財産管理活用事業特別会計予算について」御説明をいたします。 第1条は、歳入、歳出予算の総額をそれぞれ5億400万円と定めるものでございます。この特別会計予算は、議案第6号で御説明をいたしました新たに設けます公有財産の管理活用を行う特別会計で、平成29年度に初めて計上するものでございます。 それでは、歳入から御説明いたします。 192、193ページをお願いいたします。 192ページの歳入でございます。歳入は、2款2項1目の一般会計繰入金の5億400万円となります。 続いて歳出でございますけれども、194、195ページをお願いいたします。 歳出では、1款1項1目の公有財産管理活用事業としまして、今までは財政課所管の財産管理事業に計上しておりました物件を周知するチラシの作成や、財産を売却するための境界確認、測定、不動産鑑定の委託料などを計上してございます。 それから一番下の土地取得基金積立金につきましては、議案第7号の積立基金条例の一部改正で御説明をいたしましたとおり、土地取得基金を設置するために積み立てるものでございます。 それから、197ページにございますように、予想外の急な支出に対応しますため、予備費を50万円計上させていただきました。 以上、平成29年度に新設します公有財産管理活用事業特別会計予算につきまして御説明をいたしました。よろしく御審議をいただきますよう、お願いいたします。 ○議長(黒河内浩君) 続きまして、廣瀬水道部長。     (水道部長 廣瀬宗保君登壇) ◎水道部長(廣瀬宗保君) それでは、企業会計予算、紫色の予算書でございますが、201ページをお願いいたします。 議案第30号「平成29年度伊那市水道事業会計予算について」御説明をいたします。 この会計は水道事業と来年度から新たに簡易水道事業について、地方公営企業法を適用いたしまして運営するものでございます。 なお、簡易水道事業はこれまで同様に現金収支の不足分について、一般会計から基準外繰り入れを行うこととしております。 第2条はごらんをいただきまして、第3条は収益的収入及び支出ですが、収入は1款水道事業収益を前年度比1.8%増の17億1,020万円とするもので、水道料金は平成29年度から全体で0.04%の引き下げを行いますが、本年度の実績が昨年度並みに推移していることから、予算ベースでは前年度比1.4%の増を見込んでおります。 2款簡易水道事業収益は、前年度比52.9%増の1億9,970万円とするもので、水道料金は予算ベースでは前年度比で2.3%の増を見込みますが、法適用による長期前受け金の計上により増額となります。 支出は、1款水道事業費用を前年度比3.8%増の15億6,440万円とするもので、上伊那広域水道用水企業団の受水費が10%値下げになったことなどが影響しております。 2款簡易水道事業費用は、前年度比116.4%増の1億9,570万円で、法的化による減価償却費の計上による増となるものでございます。 202ページをお願いいたします。 第4条は資本的収入及び支出です、収入は、1款水道の資本的収入を前年度比18.5%減の3億8,310万円、2款簡易水道事業資本的収入は前年度比57.3%減の1億1,150万円とするものです。 支出は、1款水道の資本的支出を前年度比8.7%減の9億900万円、2款簡易水道事業資本的支出を前年度比42.4%減の1億7,350万円とするものです。 第4条の2は、平成28年度の簡易水道事業特別会計が3月31日で打ち切り決算となりますので、その未収未払い金を計上するものです。 次ページの第5条から第9条まではごらんいただきまして、206ページをお願いいたします。 主な内容につきまして、収入から御説明いたします。 予算実施計画の収益的収入でございますが、1款1項1目は水道事業の給水収益で、先ほど申し上げました状況から、対前年度1,800円余りの増を見込んでおります。 おめくりをいただきまして、208ページ中ほどでありますが、2款1項1目簡易水道事業の給水収益で、水道料金は対前年度で160万円余りの増を見込んでおります。 2項2目他会計補助金は、一般会計から簡易水道事業の現金収支不足分を繰り入れるものですが、赤字補填分は対前年度で300万円余りの減額と見込んでおります。 236ページまでお進みいただきたいと思います。 資本的収入ですが、1款1項1目は水道事業の企業債で補填財源が枯渇したため、資本費平準化債7,000万円の借り入れを見込んでおります。 次に、支出につきまして別冊の資料で御説明いたしますので、お手数ですが平成29年度主要事業の概要126ページをお願いいたします。 126ページ、初めに水道事業の収益的支出ですが、上段の原水及び浄水費(2)の上伊那広域水道用水企業団からの受水費は、10%の値下げによりまして4,500万円余りの減額となります。 次ページの業務費では、新たに水道開閉栓Web申込システムを導入いたしまして、使用者の利便性の向上や事務の効率化を図ります。 131ページまでお進みいただきたいと思います。 簡易水道事業の収益的支出ですが、中段の減価償却費及び下段の資産減耗費は、簡易水道事業の法適化に伴い新たに計上するものでございます。 134ページをお願いいたします。 水道事業の資本的支出ですが、機械及び装置では遠方監視装置の更新工事などを行います。 おめくりいただき、136ページでありますが、簡易水道事業の資本的支出で、機械及び装置では国立信州高遠青少年自然の家などへ給水している岩ノ沢配水池への紫外線照射設備の設置工事を行います。 お手数でございますが、紫色の予算書にお戻りいただきたいと思います。 256ページをお願いいたします。 256ページは、平成28年度の予定損益計算書で、下から4行目、当年度純利益を8,600万円余りの黒字と見込んでおります。補填財源は平成27年度末に比べ、約1億3,000万円余り増加いたしまして、約3億3,000万円程度まで回復する見込みでございます。 266ページまでお進みください。 一番下の表をごらんいただきたいと思います。平成29年度からは水道事業、簡易水道事業それぞれの営業収益等を記載しております。経常損益では、水道事業が1億3,100万円余り、簡易水道事業が600万円余りの黒字を見込んでおります。 水道事業会計の説明につきましては、以上でございます。 続きまして、議案第31号について御説明いたしますので、271ページをお願いいたします。 271ページ、議案第31号「平成29年度伊那市下水道事業会計予算について」御説明をいたします。 第2条はごらんをいただきまして、第3条は収益的収入及び支出ですが、収入は1款下水道事業収益を、前年度比3.1%増の31億850万円とするもので、下水道使用料は平成29年度から全体でプラス6%の改定を見込みますが、下水道接続戸数の増加等によりまして、対前年度で7.3%の増を見込みます。支出は、1款下水道事業費用を前年度比0.4%増の29億5,930万円とするもので、委託料修繕費の増などによります。 第4条は資本的収入及び支出ですが、収入額が支出額に対し不足する約9億1,520万円は、損益勘定留保資金等で補填します。 おめくりいただきまして、収入は1款資本的収入を、前年度比10.1%増の25億8,140万円とするもので、使用料値上げ抑制のため一般会計から基準外に繰り入れる2億円を含んでおります。 支出は、1款資本的支出を前年度比5%増の34億9,660万円とするもので、企業債償還金が前年度より約1億3,000万円増加いたします。 第5条から第9条まではごらんいただきまして、2枚おめくりをいただきたいと思います。 276ページをお願いいたします。 主な内容につきまして、収入から説明させていただきます。 予算実施計画の収益的収入ですが、1款1項1目下水道使用料は接続戸数が増加しており、対前年度で8,700万円余りの増を見込みました。 302ページまでお進みください。 1款2項1目他会計出資金は、一般会計からの基準外繰り入れで、平成29年度からの使用料の値上げ抑制のため増額をお認めいただきました年2億円を繰り入れております。 次に、支出の主な内容につきまして御説明いたしますので、お手数ですが別冊、主要事業の概要の140ページをお願いいたします。 140ページ下段の一般管理では、ストックマネジメント計画の策定、事業認可審査変更申請業務を委託します。 お進みいただきまして、143ページをお願いいたします。 資本的支出ですが、農集排共通建設は西春近南部、美篶東部、福地、上山田処理場の機能診断を行い、長寿命化や統合の費用対効果など、最適整備構想を策定いたします。 2段目の公共下水道建設から、次ページ中ほどの特環下水道建設(殿島)までは、各区域の管渠整備でございます。なお、竜東北部につきましては、平成29年度で面整備を終了する予定でございます。 お手数ですが、紫色の予算書にお戻りをいただきまして、322ページをお願いいたします。 322ページは、平成28年度の予定損益計算書で下から3行目、当年度純利益を約7,900万円の黒字と見込んでおりますが、補填財源は平成27年度末に比べ、約1,500万円減少し、8億5,000万円程度になる見込みでございます。 少しお進みをいただき、334ページをお願いいたします。 334ページ、平成29年度の事業別営業収益等の見込みでありますが、上から2行目の経常損益に記載いたしましたとおり、公共下水道事業以外は赤字の見込みとなっております。 議案第30号、議案第31号の説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(黒河内浩君) それでは続きまして、田中長谷総合支所長。     (長谷総合支所長 田中博文君登壇) ◎長谷総合支所長(田中博文君) それでは紫色の予算書337ページをお願いいたします。 議案第32号「平成29年度伊那市自動車運送事業会計予算について」御説明いたします。この予算は、南アルプス林道バス事業に関する収支について定めるものでございまして、第2条では、業務の予定量を定め、車両数は10両、年間走行距離は9万2,000キロメートル、旅客運送数は5万2,000人を見込むものでございます。 第3条の収益的収支につきましては、収入は前年度当初予算と同額の6,550万円、支出は前年度当初予算比130万円、2%増の6,500万円と黒字予算を編成いたしました。 第4条の資本的支出につきましては50万円で、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する50万円は、当年度分の地方消費税及び地方消費税資本的収支調整額と建設改良積立金で補填するものでございます。 第5条では、職員給与費と交際費の流用の制限について定めるものです。 予算の内容について御説明いたしますので、2枚おめくりをいただき、340ページをお願いいたします。 最初に収益的収入の収入関係でございますが、1款1項1目運送収益は、旅客運賃と手荷物料金につきまして、本年度と同額を見込むものでございます。2項1目は預金利息、4目は運送営業外の雑収入を見込むものです。 おめくりをいただきまして、342ページ以降は支出関係となります。 1款1項1目運転費は、常勤運転手2名と非常勤運転手9名の人件費を、2目車両修繕費は、バス10台の車検代等の修繕費でございます。 おめくりをいただきまして344ページ、4目固定資産減価償却費はマイクロバス工具等の備品類の減価償却を計上するもの、5目の施設損害保険料から、2枚おめくりをいただきまして、348ページの2項5目消費税及び地方消費税までは、本年度の実績見込みに基づき予算計上するもので、大きな変更はございません。それぞれごらんいただきたいと思います。 収益的支出の内容は以上です。 350ページをお願いをいたします。 次に資本的支出でございますが、1項建設改良費、6目工具器具及び備品については、工具器具及び備品の購入を予定して計上するものでございます。 352ページ以降につきましては、予定キャッシュフロー計算書、給与費明細書、予定貸借対照表等でございますので、後ほどごらんいただきたいと思います。 以上、平成29年度伊那市自動車運送事業会計予算について御説明いたしました。よろしく御審議を賜りますようお願いをいたします。 ○議長(黒河内浩君) これより質疑に入ります。御質疑ございますか。 19番、柳川広美議員。 ◆19番(柳川広美君) 19番、柳川広美です。 私は議案第23号、平成29年度伊那市一般会計予算のうち主要事業概要の63ページ、温泉施設管理費のところで、施設利用料100円減額に関して、予算3,000万円となっていますが、その3,000万円の根拠についてお伺いします。 また、伊那市の保養センター条例では、上限600円となっていますが、その保養センター条例改定はしないのか、またですね、現状の伊那市観光株式会社の利用料収入を見てみますと、平成27年度で入浴料の収入が約10億9,668万で、利用人数が34万人ですが、これを割り返しますと一人当たりの入浴料の売上収入は321円となっております。この現状を見ますと、現状でも利用料500円で十分にやっていけるのではないかというふうに思いますので、この3,000万円の根拠をお伺いします。 ○議長(黒河内浩君) 田中商工観光部長。 ◎商工観光部長(田中章君) 3,000万円の根拠でございますけども、現在33万人、約33万人から約34万人の間で入浴者がおります。そのうち、さくらホテルにつきましては800円は変えず、それから子供料金が300円なんですが、300円については、ずっと前から300円でそのまま据え置きということで300円にするということで、約30万人、100円掛ける30万人、約3,000万の計上をさせていただきました。 ○議長(黒河内浩君) ほかに。     (「なし」と言う者あり) ○議長(黒河内浩君) 以上をもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第23号から議案第32号までの10案は、付託表のとおり所管の各委員会に付託いたします。--------------------------------------- △請願・陳情について --------------------------------------- ○議長(黒河内浩君) 日程第12、請願・陳情が文書表のとおり提出されております。 ここで請願・陳情の紹介議員になっている方もありますので、補足説明のある方の発言を許します。補足説明は簡潔に願います。 8番、宮島良夫議員。 ◆8番(宮島良夫君) 8番、宮島です。 私は請願の33-1、33-2について補足説明をさせていただきます。 33-1の「テロ等準備罪」いわゆる「共謀罪」について、これは皆さんも御存じにように、全国の弁護士会も反対をしております。まして、労働組合がですね、少し計画したときにも、これに当たるようなそういう懸念もされておりますので、ぜひこの辺についてですね、慎重に審議していただいて議決いただけるよう、よろしくお願いいたします。 それと、オスプレイの低空飛行訓練の中止についてでありますけれど、これも何年か前に伊那市議会に請願が出て可決をされました。今回もですね、6機のオスプレイが、佐久地方ですけれども、そちらで低空飛行の訓練をするということで、沖縄でも一日に2回も事故があったという、そういう経過もありまして、やはり県民の命とかですねそういうのを守るためにも、ぜひこの飛行訓練の中止を求めていきたいというふうに思いますので、議決を賜りますようお願いいたします。 以上です。 ○議長(黒河内浩君) 本件は文書表のとおり、所管の各委員会に付託いたします。 以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれをもって散会といたします。御苦労さまでした。 △散会 午後2時28分 地方自治法第123条第2項の規定により署名をする。       伊那市議会議長       伊那市議会議員       伊那市議会議員...